ジャンル 日本の歴史と文化

早稲田校

その後の東国武士 中世日本の転換期を考える

  • 夏講座

関 幸彦(元日本大学教授)

曜日 木曜日
時間 10:40~12:10
日程 全4回 ・07月17日 ~ 08月28日
(日程詳細)
07/17, 07/31, 08/21, 08/28
コード 120221
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 11,880
ビジター価格 受講料 ¥ 13,662

目標

・中世日本の内乱史を関東の地域史から考える
・日本史全体のなかで、武士の役割を理解する
・関東諸地域の旧国別の武士団を介して政治権力との関係を整理する

講義概要

講師著書の『その後の東国武士団』をテキストとして、12世紀の東国武士が鎌倉幕府解体後、南北朝の動乱をへて、どのように成長するのかを幅広い視点で考えます。今回は常陸から始まり、下野、上野までの各国武士の動きを考えます。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 07/17 東国武士団の全体を像考える 12世紀の源平争乱から14世紀の南北朝動乱期の政治権力の流れを考え、各国の武士の動向を整理する。
2 07/31 常陸国の武士団 常陸の有力武士の動向について、12〜14世紀を軸に考える。
3 08/21 下野国の武士団 下野の有力武士の動向について、12〜14世紀を軸に考える。
4 08/28 上野国の武士団 上野の有力武士の動向について、12〜14世紀を軸に考える。

テキスト

テキスト
関 幸彦『その後の東国武士団』(吉川弘文館)(ISBN:978-4642057271)

講師紹介

関 幸彦
元日本大学教授
1952年生まれ。学習院大学卒業後、同大学院人文科学研究科博士課程単位修得満期退学。専門分野は日本中世史、武士論。著書に『武士の誕生』『国史の誕生』(以上、講談社学術文庫)、『その後の東国武士団』『百人一首の歴史学』(以上、吉川弘文館)、『恋する武士 闘う貴族』(山川出版社)、『北条政子』(ミネルヴァ書房)、『武家か天皇か―中世の選択』『藤原道長と紫式部―「貴族道」と「女房」の平安王朝―』(以上、朝日新聞出版)など多数。
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