ジャンル 文学の心
早稲田校
和歌と伝統文化 七夕と和歌
兼築 信行(早稲田大学教授)
曜日 | 火曜日 |
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時間 | 13:10~14:40 |
日程 |
全4回
・07月01日 ~
07月22日 (日程詳細) 07/01, 07/08, 07/15, 07/22 |
コード | 120101 |
定員 | 30名 |
単位数 | 1 |
会員価格 | 受講料 ¥ 11,880 |
ビジター価格 | 受講料 ¥ 13,662 |
目標
・くずし字、変体仮名を読解する力を身につける。
・和歌を正しく解釈する力を身につける。
・和歌を軸に、日本文化に対する理解を深める。
講義概要
七月開講の本講座では、年中行事の七夕をテーマに、さまざまな時代の古典和歌を読み、その魅力を探っていきたいと思います。
くずし字・変体仮名が読めない人でも、授業を受けていくうちに読めるようになりますので、安心してご受講ください。
教材はすべてプリントで配付します。
各回の講義予定
回 | 日程 | 講座内容 | |
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1 | 07/01 | 万葉集と七夕 | くずし字・変体仮名の基礎を確認しながら、万葉集における七夕歌を読みます。中国の伝承が、日本でどのように変容し、定着するかが眼目となります。 |
2 | 07/08 | 平安和歌と七夕 | 平安時代の和歌における七夕のありようを探ります。拾遺和歌集がひとつのポイントになります。 |
3 | 07/15 | 中世和歌と七夕 | 中世における七夕歌を扱います。建礼門院右京大夫集に焦点を当てる予定です。 |
4 | 07/22 | 近世和歌と七夕 | 江戸時代における七夕の習俗を、和歌の面から確認し、全体のまとめを行います。 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆休講が発生した場合の補講日は7/29(火)を予定しています。
◆教材はすべてプリントで配付します。
◆くずし字・変体仮名が読めない人でも、授業を受けていくうちに読めるようになりますので、安心してご受講ください。
講師紹介
- 兼築 信行
- 早稲田大学教授
- 早稲田大学大学院文学研究科日本文学専攻博士課程後期中退。早稲田大学高等学院教諭、文学部専任講師、助教授を経て現職。専門は日本古典文学、和歌文学、文献学。著書に『一週間で読めるくずし字古今集・新古今集』、『同伊勢物語』(淡交社)、『聞いて楽しむ百人一首』(創元社)などがある。