ジャンル 人間の探求

中野校

名著でたどる日本の思想 『不動智神妙録』、『童子問』、『養生訓』、『葉隠』

  • 春講座

大熊 玄(立教大学教授、西田幾多郎記念哲学館副館長)

曜日 月曜日
時間 10:40~12:10
日程 全4回 ・04月14日 ~ 05月26日
(日程詳細)
04/14, 04/28, 05/12, 05/26
コード 310517
定員 24名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 11,880
ビジター価格 受講料 ¥ 13,662

目標

・日本に文献として残る「古典」に親しむ。
・日本古代の思考・情緒を知る。
・現代に生きる「伝統」を学ぶ

講義概要

この講義は、日本の中世に何が考えられていたのか、文献の内容を現代語訳で理解し、その思想について考える日本思想の入門講座です。受講者は、配付される原文や現代語訳を参考に、講師による各文献の思想の抽出・説明を聞き、思想的な教養を身につけるとともに、単に情報として受け止めるだけでなく、なぜそのように考えられ書かれたのか、その文献に込められた「想い」をとらえ、自分なりの思考を紡ぐものです。毎回ひとつの「古典」テキスト(『不動智神妙録』、『童子問』、『養生訓』、『葉隠』)を扱います。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 04/14 沢庵『不動智神妙録』  
2 04/28 伊藤仁斎『童子問』  
3 05/12 貝原益軒『養生訓』  
4 05/26 山本常朝『葉隠』  

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆毎回、講義で扱う文献を資料として配布するので、テキストとして用意するものはありません。参考書籍などは講義にて紹介します。
◆休講が発生した場合の補講日は、6月2日(月)を予定しています。

講師紹介

大熊 玄
立教大学教授、西田幾多郎記念哲学館副館長
金沢大学大学院博士後期課程満期退学。インドPune大学大学院国費留学。金沢大学非常勤講師、石川県西田幾多郎哲学館の学芸課長を経て現職。専門は、東洋思想・日本哲学。立教大学の社会人向け大学院において、社会人との哲学対話を通して、哲学の社会実装に取り組む。著書・編著に『鈴木大拙 大拙の言葉』、『西田幾多郎の世界』、『はじめての大拙』、『善とはなにか:西田幾多郎『善の研究』講義』『実在とはなにか:西田幾多郎『善の研究』講義』等。
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