ジャンル 文学の心

中野校

古事記講釈―古代の神話はエンターテインメント

  • 春講座

志水 義夫(東海大学教授)

曜日 土曜日
時間 10:40~12:10
日程 全8回 ・04月19日 ~ 06月14日
(日程詳細)
04/19, 04/26, 05/10, 05/17, 05/24, 05/31, 06/07, 06/14
コード 310101
定員 24名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 23,760
ビジター価格 受講料 ¥ 27,324

目標

・日本の神話について知る。
・古事記や日本書紀といった上代古典の読み方を理解する。

講義概要

古事記を丁寧に楽しく読みながら、古事記を解釈する講座です。今学期も古事記の概説とこれまでのお話から始めますのではじめて取り組むかたにもぴったりです。歴史ではなく、文芸として、その語り口の面白さを漢文で書かれた日本書紀や先代旧事本紀、古語拾遺などと比較しながら探索してゆきます。今回は冬学期に続いて『古事記』下巻の前半を読んでいきます。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 04/19 これまでのあらすじ 新学期開講にあたってこれまでの内容を概説します。
2 04/26 宮殿炎上(履中記前半) 墨江中王の反乱
3 05/10 近習の裏切り(履中記後半) 反乱終結
4 05/17 古事記系譜論(反正記) 古事記の書としての本質について
5 05/24 病める大君(允恭記前半) 薬物到来
6 05/31 禁断の恋!(允恭記後半) 兄と妹のやらかし事件
7 06/07 禁断の恋!?(安康記前半) 反逆でっちあげ事件
8 06/14 復讐の刃(安康記後半) ヒットマン少年王

講師紹介

志水 義夫
東海大学教授
東京生まれ東京育ち。博士(文学)。東海大学文学部北欧文学科で小泉保先生に『カレワラ』を学び、同大学院文学研究科で櫻井満先生に上代文学を学ぶ。学術専門書に『古事記生成の研究』(おうふう)、一般向け著書に『古事記の仕組み』(新典社新書37)、『マンガでわかる古事記』(池田書店)などがある。
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