ジャンル くらしと健康

早稲田校

痛みが起こりにくい体の使い方と、心身の緊張のゆるめ方 アレクサンダー・テクニークで心身をみつめる

  • 春講座

石井 ゆりこ(アレクサンダー・テクニークlittlesounds代表、国立音楽大学講師)

曜日 金曜日
時間 15:05~16:35
日程 全10回 ・04月04日 ~ 06月13日
(日程詳細)
04/04, 04/11, 04/18, 04/25, 05/09, 05/16, 05/23, 05/30, 06/06, 06/13
コード 110622
定員 20名
単位数 2
会員価格 受講料 ¥ 29,700
ビジター価格 受講料 ¥ 34,155

目標

・日常動作を見直し、体全体を使って丁寧に動く気持ちよさを体験する。
・緊張をほどくことで筋力や関節を効率的に使えるようになる。
・楽に目を使うこと、楽に呼吸・発声することを身につける。
・人前に立つなどの緊張する状況でも自分らしく表現できるようになる。

講義概要

みなさんは、何かを「しよう」とした瞬間に体を固めてしまうことはないでしょうか? 本講座では、アレクサンダー・テクニークの考え方をもとに、身構えや緊張をほどいて心地よく自分の心身を使うことを探求します。緊張がほどけると、その人がもともと持っている力を自然にしなやかに使えるようになり、痛みも起こりにくくなります。正しくしようとするのではなく、自分の体を丁寧に扱うのがコツです。立つ、歩く、呼吸する、声を出す、見る、道具を使うなどさまざまなことを見ていきます。また人前で緊張しても楽しく表現するためにできることを探求します。初めての方、楽器演奏に活かしたい方も歓迎です。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 04/04 首をゆるめる、あごをゆるめる、しなやかな背骨を思い出す 首がゆるむと、体全体のつながりがよくなり、生き生きと動くことができます。
2 04/11 立つ、歩く、座る、かがむ 力を入れずに立って、自然に姿勢がよくなるあり方を体験し、歩くことや座ることにつなげましょう。
3 04/18 楽に見る 読書、スマートフォン、PCを見るとき、あるいは遠くを見るときなどの、疲れにくい見方、情報に圧倒されないような見方を探求しましょう。
4 04/25 手を使うことと体全体 日常動作、道具を使う、手仕事、楽器の演奏などを見ていきましょう。料理や台所仕事にも応用できます。
5 05/09 今までの振り返りと応用 今まで学んできたことを、日常生活のいろいろな場面に応用してみましょう。
6 05/16 呼吸、声を出す、話す、コミュニケーション 無理なく響く声の出し方を探求し、話すことや朗読することもやってみましょう。
7 05/23 五感で味わいながら歩く 今まで学んできたことを活かして、刺激に対して、五感で味わいながら、教室の外を歩いてみましょう。
8 05/30 自分も相手も楽なあり方、かかわり方 他者と関わるときの身体感覚や心のありようについて、動きや触れることを使ったゲームなどをとおして観ていきましょう。人の世話をしたり、されたりするときのヒントにもなるでしょう。
9 06/06 人前に立つ、表現する、緊張を味方につける 話すこと、演奏、パフォーマンスなどを皆の前でやってみましょう。自信があっても、なくても、緊張していても大丈夫です。
10 06/13 まとめとふりかえり 今までに学んできたこと、体験してきたことをふりかえりましょう。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆はげしい動きはしませんが、動きやすい服装でいらしてください。
◆無理のない動きは人によって違います。その人に合ったアドバイスをしたいので、遠慮なくご質問してください。正しくしなくちゃと思うより、自分が心地よく自分の体にいることを探求しましょう。
◆第7回目と、第10回目の講義の中で早稲田大学周辺を歩くワークを予定しています。雨天時には教室での講義になりますので予めご了承ください。

講師紹介

石井 ゆりこ
アレクサンダー・テクニークlittlesounds代表、国立音楽大学講師
アレクサンダー・テクニーク教師、国立音楽大学非常勤講師、ATI認定アレクサンダー・テクニーク教師。教師歴25年。個人レッスンを中心に活動するとともに音楽大学でも教える。
著書『演奏がもっとラクになる アレクサンダー・テクニーク実践のヒント48』(ヤマハミュージックエンタテインメント)、『演奏者のためのはじめてのアレクサンダー・テクニーク』(ヤマハミュージックメディア)、『ラクになる介護術』(誠文堂新光社)。
アレクサンダー・テクニークlittlesounds代表。
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