ジャンル 日本の歴史と文化

早稲田校

天皇と幕末政治史

  • 春講座

大庭 邦彦(聖徳大学教授)

曜日 木曜日
時間 15:05~16:35
日程 全5回 ・04月10日 ~ 06月12日
(日程詳細)
04/10, 04/24, 05/08, 05/22, 06/12
コード 110248
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 14,850
ビジター価格 受講料 ¥ 17,077

目標

・近世後期(天明・寛政期)から幕末にかけての政治史を天皇・朝廷に焦点を据えながら幕末史を検討することを通して、幕末史のイメージを豊かにすることができる。
・当時の史料を具体的に読み込む(読み慣れる)力を身につけることができる。
・幕末政治史の最新の研究成果についての理解を深める事ができる。

講義概要

近世後期の光格天皇は、閑院宮家から天皇を継いだ、いわば傍系の天皇であった。だがこの天皇がそれまでの近世的な天皇を近代的天皇に輾轍するうえで決定的な役割を果たすこととなる。光格天皇が如何にどのような意味において画期的天皇となり得たのかを、朝儀復興や朝廷権威の強化策、その具体的な表れの一つである尊号事件を具体的に取り上げ検討することを通じて、その画期性について検討する。さらにその後の天皇(仁孝・孝明・明治)へと皇位が継承されていく過程で、天皇のありようにどのような変化が生じて行くのか、その変化とは具体的にどのようなものであったのか、そしてそうした変化が意味する歴史的意義について検討したい。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 04/10    
2 04/24    
3 05/08    
4 05/22    
5 06/12    

講師紹介

大庭 邦彦
聖徳大学教授
早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、聖徳大学文学部教授。幕末・維新期から明治期前半の政治史を中心に研究している。著書に『父より慶喜殿へ 水戸斉昭一橋慶喜宛書簡集』(集英社)、『徳川慶喜と幕末・明治』(日本放送出版協会)ほかがある。
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