ジャンル 日本の歴史と文化

早稲田校

江戸時代の日記を読む

  • 春講座

雲藤 等(早稲田大学先端社会科学研究所招聘研究員)

曜日 金曜日
時間 10:40~12:10
日程 全10回 ・04月04日 ~ 06月13日
(日程詳細)
04/04, 04/11, 04/18, 04/25, 05/09, 05/16, 05/23, 05/30, 06/06, 06/13
コード 110241
定員 30名
単位数 2
会員価格 受講料 ¥ 29,700
ビジター価格 受講料 ¥ 34,155

目標

・初級レベルをすでに習得し、基本的な古文書読解に習熟している方を対象に、より難易度の高い史料を読めるようにすることが目標です。

講義概要

この講座では、仙台藩士・国分平蔵の旅日記を読みます。江戸時代の各地の様子が描写されており、その土地の風俗などを窺うことができます。私的な日記は、御家流のくずし方を踏襲しながらも個性のある文字で書かれています。古文書解読能力のさらなるステップアップを目指したい方に最適の講座です。講義の進め方は、本講座を継続的に受講され、史料読解力のついている方々を中心に分担して読んでいただきます(分担は、強制ではありませんのでご安心ください)。持ち物として児玉幸多編『くずし字用例辞典 普及版』(東京堂出版)があると便利です。他の古文書辞典をお持ちの方は、それでも構いません。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 04/04   すべての回で、国分平蔵の旅日記を講読していきます。
2 04/11    
3 04/18    
4 04/25    
5 05/09    
6 05/16    
7 05/23    
8 05/30    
9 06/06    
10 06/13    

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆おおよその目安として中級以上のレベルの方を対象とします。
◆本講座は2024年度秋期の同名講座の続編ですが、新規の方も大歓迎です。

講師紹介

雲藤 等
早稲田大学先端社会科学研究所招聘研究員
1960年北海道生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程、同大学院社会科学研究科博士課程修了。博士(学術)。古文書検定1級取得。専門分野は日本近世・近代史。著書に『南方熊楠記憶の世界』(慧文社)、『南方熊楠と近代日本』(早稲田大学出版部)、『南方熊楠書翰 土宜法龍宛』(藤原書店、共編)がある。論文に、「熊楠伝説と知的生産との関係」(『熊野』158号)、「南方熊楠の睡眠時間と熊楠伝説」(『熊楠研究』17号)などがある。
  • 外国語 コースレベル選択の目安
  • 広報誌「早稲田の杜」
  • オープンカレッジ友の店