ジャンル 日本の歴史と文化

早稲田校

やさしい古文書講座

  • 春講座

雲藤 等(早稲田大学先端社会科学研究所招聘研究員)

曜日 土曜日
時間 10:40~12:10
日程 全10回 ・04月05日 ~ 06月14日
(日程詳細)
04/05, 04/12, 04/19, 04/26, 05/10, 05/17, 05/24, 05/31, 06/07, 06/14
コード 110240
定員 30名
単位数 2
会員価格 受講料 ¥ 29,700
ビジター価格 受講料 ¥ 34,155

目標

・江戸時代を中心とした標準的な古文書を読めるようにする。
・古文書の読解を通して江戸時代の日本文化の特徴を理解する。

講義概要

講義の進め方は、毎回配付する資料で学習します。資料には、古文書の写真とそれを翻刻した文章と解説を載せています。まず、古文書の写真について、くずし字の字形や内容について詳しい解説を行います。その後、古文書の写真を見ながら、受講生に原稿用紙(資料に印刷されています)に翻刻文を書いていただきます。初めは少々戸惑うかもしれませんが、分らない文字は資料に掲載している翻刻文を見て書いていただいても構いませんので御安心ください。持ち物として児玉幸多編『くずし字用例辞典 普及版』(東京堂出版)があると便利です。他の古文書辞典をお持ちの方は、それでも結構です。なお、読解史料は毎期変更しています。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 04/05 古文書の基礎知識復習① 古文書学の基礎的知識を復習します。
2 04/12 古文書の基礎知識復習② 同上
3 04/19 さまざまな古文書を読む① 江戸時代には幕府関連の文書、藩政文書、村落関係の地方(じかた)文書など多種多様な文書があります。各回の授業ではそれらの文書を読み解いていきます。
4 04/26 さまざまな古文書を読む② 同上
5 05/10 さまざまな古文書を読む③ 同上
6 05/17 さまざまな古文書を読む④ 同上
7 05/24 さまざまな古文書を読む⑤ 同上
8 05/31 さまざまな古文書を読む⑥ 同上
9 06/07 さまざまな古文書を読む⑦ 同上
10 06/14 さまざまな古文書を読む⑧ 同上

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆いつもお持ちの筆記具の他、鉛筆数本と消しゴムをご用意ください。シャーペンでも構いません。
◆おおよその目安として初級〜中級レベルの方を対象とします。
◆2024年度の同名講座の続編ですが、新規の方も歓迎します。

講師紹介

雲藤 等
早稲田大学先端社会科学研究所招聘研究員
1960年北海道生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程、同大学院社会科学研究科博士課程修了。博士(学術)。古文書検定1級取得。専門分野は日本近世・近代史。著書に『南方熊楠記憶の世界』(慧文社)、『南方熊楠と近代日本』(早稲田大学出版部)、『南方熊楠書翰 土宜法龍宛』(藤原書店、共編)がある。論文に、「熊楠伝説と知的生産との関係」(『熊野』158号)、「南方熊楠の睡眠時間と熊楠伝説」(『熊楠研究』17号)などがある。
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