ジャンル 文学の心

早稲田校

朗読の楽しみ【金曜クラス】 作品を精読することで、朗読の魅力を深めよう

  • 春講座

内木 明子(朗読家、早稲田大学・相模女子大学講師)

曜日 金曜日
時間 13:10~14:40
日程 全10回 ・04月04日 ~ 06月13日
(日程詳細)
04/04, 04/11, 04/18, 04/25, 05/09, 05/16, 05/23, 05/30, 06/06, 06/13
コード 110124
定員 15名
単位数 2
会員価格 受講料 ¥ 39,600
ビジター価格 受講料 ¥ 45,540

目標

・朗読経験者の表現技術の向上ならびに作品解釈能力の向上を目指す。
・声の効果や、声の表現の差異に気づく「聴く力」を身につける。
・受講生同士で朗読を聴くことにより、作品を深く味わい、鑑賞する。

講義概要

今回のテーマは、“川端康成を読む/聴く”。川端康成の「伊豆の踊子」(1926年発表)と、『掌の小説』内の数編を、朗読します。「伊豆の踊子」は、川端康成の代表作の一つです。二十歳の「私」が伊豆の旅行中に出会った、旅芸人の一行とその中にいた踊子とのひとときの交流を描いています。一人称の「私」の声の出し方を探りながら、「私」の体験や心情を表現しましょう。『掌の小説』は、自伝的な作品や幻想的な作品が多い、掌編小説集です。描写の文の読み方や、各作品の語り手の声の出し方を検討しましょう。各作品の最終回には、講座内での朗読発表会を予定しています。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 04/04 川端康成「伊豆の踊子」を読む/聴く1 講座のガイダンスと受講生の自己紹介を行います。作者と作品についての解説を行います。「伊豆の踊子」の一部を朗読します。朗読の進め方は講座内で指示します。
2 04/11 川端康成「伊豆の踊子」を読む/聴く2 「伊豆の踊子」の一部を朗読します。朗読の進め方は講座内で指示します。
3 04/18 川端康成「伊豆の踊子」を読む/聴く3 同上
4 04/25 川端康成「伊豆の踊子」を読む/聴く4 同上
5 05/09 川端康成「伊豆の踊子」を読む/聴く5 同上
6 05/16 川端康成「伊豆の踊子」を読む/聴く6 「伊豆の踊子」の朗読発表会を行います。詳細は講座内で指示します。
7 05/23 川端康成『掌の小説』を読む/聴く1 『掌の小説』内の数編を朗読します。朗読の進め方は講座内で指示します。
8 05/30 川端康成『掌の小説』を読む/聴く2 同上
9 06/06 川端康成『掌の小説』を読む/聴く3 同上
10 06/13 川端康成『掌の小説』を読む/聴く4 『掌の小説』の朗読発表会を行います。詳細は講座内で指示します。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆何らかの形で朗読を体験したことのある方を対象とします。腹式呼吸による発声が出来ることが望ましいです。
◆この講座では朗読の資料を配付します。

講師紹介

内木 明子
朗読家、早稲田大学・相模女子大学講師
1972年横浜生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同大大学院教育学研究科修士課程修了。幸田弘子氏に師事。大学生・社会人向け朗読講座や舞台での朗読を展開。2005・2017年永井荷風忌出演。2012年樋口一葉研究会出演。2013・2015・2017・2024年文京区立森鷗外記念館出演。2017年江東区芭蕉記念館出演。
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