ジャンル 文学の心
早稲田校
万葉集の恋の歌を読む
内藤 明(早稲田大学名誉教授)

曜日 | 水曜日 |
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時間 | 15:05~16:35 |
日程 |
全10回
・04月02日 ~
06月11日 (日程詳細) 04/02, 04/09, 04/16, 04/23, 05/07, 05/14, 05/21, 05/28, 06/04, 06/11 |
コード | 110104 |
定員 | 30名 |
単位数 | 2 |
会員価格 | 受講料 ¥ 29,700 |
ビジター価格 | 受講料 ¥ 34,155 |
目標
・万葉集の歌を読み、内容や時代背景を理解し、味わう。
・日本文学や日本文化への理解と興味を深める。
講義概要
春学期は万葉集の恋の歌を、秋学期は人生の様々な局面に触れた歌を読む。古代人の生や思いや考え方に触れ、また歌の表現について考えていきたい。春学期の恋の歌では、広く知られている相聞歌や味わい深い相聞歌を、近年の考え方も合わせながらて読み、日本の歌における恋の歌のありようを探っていきたい。毎回プリントを配付して講義を行うので、とくべつな予備知識は必要ない。万葉人の人生に触れた歌を読み味わい、関連する詩歌や問題を考えながら、文学の発生と現在にも触れていきたい。
各回の講義予定
回 | 日程 | 講座内容 | |
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1 | 04/02 | 万葉集の時代と構成 相聞歌の位置と表現 | |
2 | 04/09 | 初期万葉の恋の歌 | |
3 | 04/16 | 白鳳時代の恋の歌 | |
4 | 04/23 | 柿本人麻呂の恋の歌 | |
5 | 05/07 | 作者未詳歌の恋の歌 | |
6 | 05/14 | 東歌の恋の歌 | |
7 | 05/21 | さまざまな作者の恋の歌 | |
8 | 05/28 | 狭野弟上娘子と中臣宅守の相聞歌 | |
9 | 06/04 | 大伴家持をめぐる恋の歌 | |
10 | 06/11 | 拾遺とまとめ |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆新規の方も歓迎します。
講師紹介
- 内藤 明
- 早稲田大学名誉教授
- 1954年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒。同大学院で学ぶ。専門分野は日本文学。定時制高校教諭、短大助教授を経て2023年度まで早稲田大学社会科学総合学術院教授。主な著書に『うたの生成・歌のゆくえ』『万葉集の古代と近代』『抒情の構造』、歌集に『斧と勾玉』『虚空の橋』『薄明の窓』『三年有半』など。