ジャンル 人間の探求

オンデマンド

【オンデマンド】はじめての西洋近代哲学

  • 冬講座

石川 輝吉(早稲田大学講師)

コード 940501
定員 25名
単位数
会員価格 受講料 ¥ 11,880
ビジター価格 受講料 ¥ 11,880

目標

・哲学の基本的なキーワードを知ることができる。
・哲学の発想を私たちの経験に即してイメージできる。
・哲学の考え方を生活にも生かすことができるようになる。

講義概要

哲学のエッセンスを手にすれば、自分で深く考えることができるようになります。難解な哲学の言葉を、現代の私たちにもかかわりのある分かりやすい言葉に訳していきます。今回はデカルトからカント、ヘーゲルまで、近代哲学の主な哲学者たちの考え方を大きなつかみでたどります。視覚的にも理解できるようライブで簡単な絵も描きながら、はじめての方にもフランス現代思想のキーワードや考え方の中心をつかめるように講義します。

各回の講義予定

講座内容
1 デカルト 近代哲学はどのようにはじまったか。デカルトの哲学のキーワードである「われ考えるゆえにわれあり」を中心に概説します。
2 パスカル、スピノザ 近代の学問の進歩と人間の生きる意味の問題とはどのようにかかわるか。パスカルの「考える葦」、スピノザの「神」といったキーワードを中心に考えます。
3 ロック、ライプニッツ ともにデカルトから影響を受けた、イギリス経験論のロックの哲学、大陸合理論のライプニッツの哲学を概説します。
4 ヒューム、ルソー 認識の問題から社会の問題まで包括的な哲学を打ち立てたヒュームの哲学、社会の問題から個人の内面的な支えまで考えたルソーの思想を解説します。
5 カント イギリス経験論と大陸合理論、ルソーの社会理論から影響を受け、認識の問題から道徳や美の問題へと考えを進めたカントの哲学を概説します。
6 ヘーゲル カントとならぶ近代哲学の巨人、ヘーゲルの哲学を『精神現象学』を中心に解説します。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆視聴期間は一般申込開始(2024/11/26)から学期終了翌月末(2025/04/30)までになります。一般申込開始(2024/11/26)以降はお申し込みいただけましたら視聴可能になります。
◆この講座は
2024年度 夏期 「はじめての西洋近代哲学」 (07/02〜08/06 火曜日、全6回)
で開講した講座のアーカイブ講座になります。
◆途中映像音声の乱れるところがありますがご了承ください。
◆オンデマンド講座のため講義内容に関する質疑は受付けいたしかねます。あらかじめご了承お願いいたします。

講師紹介

石川 輝吉
早稲田大学講師
1971年、静岡県生まれ。英国エディンバラ大学哲学部修士課程修了。明治学院大学国際学研究科博士後期課程修了。専門分野は西洋近代哲学、現象学。早稲田大学等で哲学の授業を担当。主な著書に『カント 信じるための哲学』(NHK出版)、『ニーチェはこう考えた』(筑摩書房)がある。

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