ジャンル 芸術の世界

早稲田校

社会人のための必修教養講座 初歩から学ぶ浮世絵の世界 蔦屋重三郎とその時代

  • 冬講座

藤澤 茜(神奈川大学准教授)

曜日 月曜日
時間 19:00~20:30
日程 全3回 ・01月06日 ~ 02月03日
(日程詳細)
01/06, 01/20, 02/03
コード 140418
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 8,910
ビジター価格 受講料 ¥ 10,246

目標

・浮世絵の情報を読み解く力を身につける。
・蔦屋重三郎の活動を通して、板元の果たした役割について理解を深める。
・江戸文化に対する理解を深める。

講義概要

江戸町人文化を象徴する浮世絵には多くの情報が盛り込まれ、メディアとしての役割を果たしました。絵師たちは情報を伝えるための様々な工夫を行ないましたが、実は、浮世絵の制作、販売流通には、現在の出版社にあたる板元が大きな役割を果たしていました。本講座では、江戸の名プロデューサー、蔦屋重三郎の活動を通じ、板元の果たした役割や出版に関する仕組みなどを紹介しつつ、浮世絵の情報を読み解くコツや、作品が制作された背景ついても考えていきます。さまざまな浮世絵を通じて、江戸文化の世界を楽しみましょう。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 01/06 板元の果たした役割とは? 出版社である板元が果たした役割、浮世絵ができるまでの工程などをふまえ、浮世絵の主要な画題についても紹介します。
2 01/20 蔦屋重三郎の活動(1) さまざまな活動を行なった蔦屋重三郎について、刊行した版本のほか、喜多川歌麿の美人画などを取り上げて解説します。
3 02/03 蔦屋重三郎の活動(2) 蔦屋重三郎より売り出された東洲斎写楽に着目し、役者絵についても理解を深めます。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講日は2/10(月)を予定しています。

講師紹介

藤澤 茜
神奈川大学准教授
東京生まれ。博士(日本語日本文学、学習院大学)。専門分野は江戸文化史、演劇史、美術史。主に浮世絵や歌舞伎、文学などの影響関係について研究。著書に『はじめての浮世絵』(共著 すばる舎 2025年)『歌舞伎江戸百景 浮世絵で読む芝居見物ことはじめ』(小学館 2022年)、『浮世絵が創った江戸文化』(笠間書院 2013年)など。国際浮世絵学会常任理事。
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