ジャンル 日本の歴史と文化

中野校

早稲田大学の学祖・小野梓―大隈重信が信頼した先覚者

  • 冬講座

大日方 純夫(早稲田大学名誉教授)

曜日 木曜日
時間 10:40~12:10
日程 全6回 ・01月16日 ~ 02月20日
(日程詳細)
01/16, 01/23, 01/30, 02/06, 02/13, 02/20
コード 340206
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 17,820
ビジター価格 受講料 ¥ 20,493

目標

・最新の研究をもとに小野梓の活動・思想とその志を解明する。
・それを通じて早稲田建学の精神の成立事情を明らかにする。
・それによって早稲田大学創立の歴史的意味を明らかにする。

講義概要

早稲田大学は、大隈重信を「建学の父」、小野梓を「建学の母」と呼んでいます。では、大隈と小野は、なぜ、どのように出会い、なぜ、学校をつくろうとしたのでしょうか。それは、どのような学校だったのでしょうか。早稲田建学の精神は、開校時の小野の演説に根ざしています。早稲田の学祖ともいうべき小野梓とは、どのような人だったのでしょうか。幕末から明治10年代、彼が何を考え、どう生き、どのような活動を展開したのかを、最新の研究成果と新資料によって探ります。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 01/16 青春の志―日本から世界へ  
2 01/23 帰国後の実践―新しい日本のために  
3 01/30 少壮官僚として―“上”からの近代化めざして  
4 02/06 立憲改進党の結成―「改進」の実現めざして  
5 02/13 東京専門学校の開校と書店の経営  
6 02/20 小野梓の「志」とメッセージ  

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講は、2月27日(木)を予定しております。

テキスト

テキスト
大日方純夫『早稲田大学の学祖 小野梓ー大隈重信が信頼した先覚者』(早稲田大学出版部)(ISBN:978-4657240156)2024年11月25日発売予定

講師紹介

大日方 純夫
早稲田大学名誉教授
1950年長野県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科博士課程満期退学。博士(文学)。日本近代史を専門とし、警察史、自由民権運動史、対外認識史などを追究。著書は『自由民権期の社会』(敬文舎)、『「主権国家」成立の内と外』(吉川弘文館)、『世界の中の近代日本と東アジア』(同)など多数。
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