ジャンル 人間の探求
オンライン
フッサール現象学入門 「自己」と「他者」の探求
鈴木 崇志(立命館大学准教授)

曜日 | 火曜日 |
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時間 | 13:00~14:30 |
日程 |
全3回
・02月18日 ~
03月04日 (日程詳細) 02/18, 02/25, 03/04 |
コード | 740564 |
定員 | 30名 |
単位数 | 1 |
会員価格 | 受講料 ¥ 8,910 |
ビジター価格 | 受講料 ¥ 10,246 |
目標
・哲学の一種としての「現象学」について基礎的な知識を身につける。
・現象学の確立者であるフッサールの思想について理解する。
・フッサールの現象学を用いて、「自己」と「他者」についての考えを深める。
講義概要
現象学は、独自の方法を用いて経験を記述する哲学であり、20世紀初頭にエトムント・フッサール(1859-1938)によって確立されました。本講義は、主としてフッサールの思想の解説を行うことによって、現象学がどのように経験を記述するのかを明らかにします。また現象学においては、「経験の主体である自己とは何か」「他者を経験するとはどういうことか」等の問題が取り扱われます。本講義では、このような「自己」や「他者」をめぐる問題について、受講者とともに、現象学の見地から考えていきたいと思います。
各回の講義予定
回 | 日程 | 講座内容 | |
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1 | 02/18 | フッサールの現象学の方法 | フッサールの現象学が用いる「エポケー」と「還元」という方法について解説する |
2 | 02/25 | フッサールの現象学における「自己」 | フッサールの現象学における「自己」の位置づけについて、「意識」や「時間」や「身体」との関連において解説する |
3 | 03/04 | フッサールの現象学における「他者」 | フッサールの現象学における「他者」の位置づけについて、「感情移入」や「コミュニケーション」の場面に即して解説する |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆参考図書『フッサールの他者論から倫理学へ』鈴木崇志著(勁草書房)
◆休講が発生した場合の補講は、3月11日(火)を予定しています。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず
「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30 までに公開します。インターネット上で 1 週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
◆11/29(金) 19:00より本講座の無料体験講座を実施します。
◆無料体験講座お申込みはこちらから。https://www1.ex-waseda.jp/online/ 「無料体験講座」をクリックし、「絞り込み」をクリックしてください。
備考
無料体験会での本講座の様子を公開しました。5分程度の動画です。
再生すると音が出ます。視聴の際はご注意ください。
講師紹介
- 鈴木 崇志
- 立命館大学准教授
- 新潟県生まれ。博士(文学、京都大学)。専門分野はドイツ語圏の哲学、特にエトムント・フッサール(1859-1938)の現象学。現在は立命館大学で、「現象学」講義など、哲学関連の講義や演習を担当。書籍等著作物として『フッサールの他者論から倫理学へ』(勁草書房、2021年)などがある。