ジャンル 芸術の世界
早稲田校
近代建築と歴史―中世への夢・歴史の向こう
太田 敬二(早稲田大学講師)
曜日 | 木曜日 |
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時間 | 13:10~14:40 |
日程 |
全4回
・02月06日 ~
02月27日 (日程詳細) 02/06, 02/13, 02/20, 02/27 |
コード | 140478 |
定員 | 30名 |
単位数 | 1 |
会員価格 | 受講料 ¥ 11,880 |
ビジター価格 | 受講料 ¥ 13,662 |
目標
・近代建築と歴史(過去の記憶)との関係を知る。
・近代建築の新しさについて理解を深める。
講義概要
近代の建築は当初、過去の反省と、未来の創造とを両輪として展開します。しかし過去への強い関心を土壌にして、そこから、伝統を否定し、より大胆な革新を実現しようとする意志が芽生えます。そうして生まれたモダニズム建築の、過去との葛藤を、中世への眼差しを手がかりに深掘りします。
各回の講義予定
回 | 日程 | 講座内容 | |
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1 | 02/06 | 中世への夢Ⅰ | ゴシック建築の謎(ゲーテ、ケルン大聖堂、ラスキン『ヴェニスの石』等) |
2 | 02/13 | 中世への夢Ⅱ | 共同体の理想(W. モリス、柳宗悦等) |
3 | 02/20 | 歴史を超えてⅠ | 建築と数・詩・音楽 |
4 | 02/27 | 歴史を超えてⅡ | 自然とヒトと建築 |
講師紹介
- 太田 敬二
- 早稲田大学講師
- 1960年生まれ。博士(工学)。専門は近代ドイツの建築改革運動の研究。ドイツ学術交流会(DAAD)奨学生としてミュンヘン工科大学建築博物館に学ぶ。放送大学・日本女子大学講師、早稲田大学理工総研客員講師等を経て現職。著書『西洋キリスト教建築』(丸善出版)、『世界建築史ノート』(共著、東京大学出版会)、『世界宗教建築事典』(共編著、東京堂出版)、など。