ジャンル 現代社会と科学

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初めての著作権法【AI・SNS編】 基礎知識から最新のトピックまで

  • 冬講座

上野 達弘(早稲田大学教授)

曜日 土曜日
時間 13:00~14:30
日程 全4回 ・01月18日 ~ 02月08日
(日程詳細)
01/18, 01/25, 02/01, 02/08
コード 740701
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 11,880
ビジター価格 受講料 ¥ 13,662

目標

・著作権法の基礎知識を身につける。
・SNSやAIなど、新しい問題を理解する。
・あるべき著作権制度の在り方を考える。

講義概要

AIやSNSなど、近時の情報技術の発展を受けて、著作権法に関する問題が噴出しております。これを受けて、ネット上でも盛んな議論が行われ、ときには炎上に発展することもあるようです。ただ、一方で、そうした議論においては、著作権法に関する誤解が見られることもあるようです。そこで、本講座では、まずは著作権法の基礎知識を概説したうえで、最近話題のさまざまな問題を取り上げて解説するとともに、著作権制度はどのようにあるべきなのかということについて一緒に考えたいと思います。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 01/18 「著作物」とは何か? 著作権法で保護される「著作物」とは何なのか。豊富な具体例を紹介するとともに、最近話題の「AI生成物」の著作物性について考えます。
2 01/25 「著作者」とは誰か? 著作権法で保護される「著作者」とは誰なのか。豊富な具体例を紹介するとともに、ゴーストライターやフリーランス問題について考えます。
3 02/01 著作者の権利とは何か? 著作権法が著作者に付与している権利は何なのか。著作権や著作者人格権の内容について概観するとともに、最近問題になったドラマ化された原作者と脚本家の関係について考えます。
4 02/08 どこまで似ていれば著作権侵害で、その責任は誰が負うか? 著作権侵害に当たるのはどのような場合で、その責任は誰が負うのか。類似性に関する豊富な具体例を紹介するとともに、SNSや動画投稿サイトなどインターネットにおける侵害行為に関するプラットフォーマの責任などについても考えます。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講は、2月15日(土)に行います。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)

講師紹介

上野 達弘
早稲田大学教授
1994年京都大学法学部卒業、1996年同大学大学院法学研究科修士課程修了、1999年同博士後期課程単位取得退学。成城大学法学部専任講師、立教大学法学部教授を経て、2013年より現職。著書に『著作権法入門〔第3版〕』(共著、有斐閣、2021年)、『〈ケース研究〉著作物の類似性判断――ビジュアルアート編』(共著、勁草書房、2021年)、『教育現場と研究者のための著作権ガイド』(単編、有斐閣、2021年)、『AIと著作権』(共編、勁草書房、2024年)など。著作権法学会理事、工業緒所有権法学会常務理事、法とコンピュータ学会理事長、ALAI Japan理事など。
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