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江戸時代「京のルネサンス」の天才絵師―若冲・蕪村らの魅力再発見!

  • 冬講座

岡田 秀之(福田美術館学芸課長)

曜日 木曜日
時間 19:00~20:30
日程 全8回 ・01月09日 ~ 02月27日
(日程詳細)
01/09, 01/16, 01/23, 01/30, 02/06, 02/13, 02/20, 02/27
コード 740402
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 23,760
ビジター価格 受講料 ¥ 27,324

目標

・江戸時代中期に京都で活躍した画家についての理解を深める。
・伊藤若冲・与謝蕪村ら画家たちが活躍した背景についての理解を深める。

講義概要

伊藤若冲、曽我蕭白、長沢芦雪は「奇想派」とも呼ばれ近年特に注目されています。与謝蕪村は俳諧と絵画の二つの分野で才能発揮しました。また、円山応挙は「写生」を重視した画風で、絵画の世界に革命を起こしました。個性的な彼らが切磋琢磨しながら活躍していたのが18世紀の京都です。彼らは室町時代から続く狩野派の手法を学んだ後、一時長崎に滞在した中国人画家・沈南蘋(しんなんぴん)や黄檗宗(おうばくしゅう)の絵画など、当時の最新の技法や表現方法を取り入れ、各々の個性を活かし独自の表現を生み出しました。本講座では上に挙げた5人の画家の生涯と画業、時代背景や交友関係について考察します。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 01/09 伊藤若冲と与謝蕪村(1) 伊藤若冲(1716ー1800)と与謝蕪村(1716−1783)の生涯と画業について
2 01/16 伊藤若冲と与謝蕪村(2) 伊藤若冲(1716ー1800)と与謝蕪村(1716−1783)の生涯と画業について
3 01/23 曽我蕭白 曽我蕭白の生涯と画業について
4 01/30 円山応挙(1) 円山応挙の生涯と画業について
5 02/06 円山応挙(2) 円山応挙の生涯と画業について
6 02/13 長沢芦雪 長沢芦雪の生涯と画業について
7 02/20 岸駒(がんく) 岸駒のしょうがいとその生涯について
8 02/27 京以外で活躍した画家たち 第1〜7回で触れた京で活躍した画家たちと関係のあった大坂をはじめとする他の地域の画家について

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講は、3月6日(木)を予定しています。
◆Zoomミーティングを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30 までに公開します。インターネット上で 1 週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動
画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)

講師紹介

岡田 秀之
福田美術館学芸課長
大坂府堺市生まれ。関西学院大学文学研究科美学専攻前期課程修了。2006年から10年滋賀県にあるMIHO MUSEUMで学芸員。同年12月より嵯峨嵐山日本美術研究所を経て、福田美術館学芸課長。専門は18世紀の京都画壇。著書に『かわいい、こわい、おもしろい 長澤蘆雪』、『いちからわかる円山応挙と江戸絵画』(いずれも新潮社)など
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