ジャンル 芸術の世界

早稲田校

オペラの歴史と発展 イタリア語・ドイツ語をはじめとする多言語と音楽との妙なる関係を紐解く

  • 冬講座

甚目 裕夫(早稲田大学講師、音楽プロデューサー)

曜日 火曜日
時間 15:05~16:35
日程 全4回 ・01月14日 ~ 02月04日
(日程詳細)
01/14, 01/21, 01/28, 02/04
コード 140450
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 13,916
ビジター価格 受講料 ¥ 15,698

目標

・音楽を、歴史、文学的ストーリー、美術などの知識からではなく、まず音楽を感じなぜそう演奏されるか、その本質を歴史的見地から理解する。

講義概要

国際教養としてのオペラと言語を通して音楽の本質に迫る。講師のプロデュースした作品、自身の演奏(ピアノ・オペラ歌唱)などを交えたライブレクチャーである。歴史と発達を立体的に感じて実用に結びつかせる講義である。
第1回 Opera とは バロック期 初期 中期 後期、西洋と東洋、両極の理解
第2回 モーツァルトvsベルカント黄金期 音楽と言語の関係
第3回 ヴェルディvsワーグナー Operaの父と楽劇の違い ヴェルディは大きなギターなのか?
第4回 プッチーニ&ヴェリズモ 異国趣味と写実主義

各回の講義予定

日程 講座内容
1 01/14   Opera とはバロック期 初期 中期 後期のアンサンブル性
西洋と東洋、両極の理解
講師の演奏と歌唱
2 01/21   モーツァルトvsベルカント黄金期 音楽と言語の関係
モーツァルトのイタリア語は歪だ。イタリア人作曲家の旋律美は生理にかなう
ゲストの演奏と今のスカラ座
3 01/28   ヴェルディvsワーグナー Operaの父と楽劇の違い
ヴェルディは大きなギターなのか? 旋律の音楽と和声の音楽
講師及びゲストの演奏
4 02/04   プッチーニ&ヴェリズモ
異国趣味と写実 100年以上前にどのようにして蝶々夫人は生まれたか
講師の演奏と歌唱

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講日は2月18日(火)を予定しています。
◆第2回にスカラ座アカデミア・ピアニストの浜川絵理氏を、第3回に"12人のバイオリニスト"メンバーの甚目和夏氏を、それぞれゲストとしてお招きする予定です。

講師紹介

甚目 裕夫
早稲田大学講師、音楽プロデューサー
愛知県あま市甚目寺町出身。
国立音楽大学、同大学院修了。名古屋市在住。
プロデューサーとしてイタリアを中心とする往年の著名なオペラ歌手とピアニストとして共演を元に、国際的な視点で、独創的なオペラ企画、コンサートプロデュースを行う。その活動範囲は能楽堂、神社仏閣、農村舞台に渡り、文化の定点観測をテーマとする。
指導者としては毎年イタリアで開かれる、名門 ザンドナイ国際オペラコンクール審査員、ジェノバ青年音楽祭委員をはじめ、 韓国、中国へも機度も招待される。
早稲田大学国際教養学部非常勤講師として、Opera: History and its development /practical course and workshop を担当。社会政策系シンクタンクリカレント市民大学客員教授。

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