ジャンル くらしと健康

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京の伝統の食文化を学ぶ―茶道・京菓子・京料理の魅力

  • 秋講座

太田 達(立命館大学教授、有職菓子御調進所老松当主)

曜日 水曜日
時間 10:30~12:00
日程 全6回 ・10月02日 ~ 12月04日
(日程詳細)
10/02, 10/09, 10/23, 11/06, 11/20, 12/04
コード 730603
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 17,820
ビジター価格 受講料 ¥ 20,493

目標

・食文化の発展と茶道の関係を知る
・庭園や自然の美と茶道・懐石への影響
・京料理における美を考える
・京菓子は人と人とのコミュニケーション

講義概要

この講義では、茶道の魅力とその背景にある庭園や自然の美を探求します。茶道における懐石料理や京料理の美についても学びます。具体的には、茶懐石や松花堂弁当を通じて、食文化の芸術性と実践を理解します。また、京菓子が果たすコミュニケーションの役割についても考察し、茶会を開く実践的な知識と技術を身につけます。これにより、茶道と食文化の深い関係を理解し、日本文化の真髄に触れることを目指します。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 10/02 講義概論・茶道における伝統と革新 講師自己紹介。6回講座の講演概要をお話しし、講師が手掛けてきたフィールドワークや茶会記、研究内容などについてお話しします
2 10/09 茶道の魅力 茶道の楽しみ方などについてお話します
3 10/23 庭園や自然の美と茶道 庭の起源は、沙庭・斎庭など様々いわれがありますが朝廷という言葉も庭の意味が起源です。
茶事における食事空間へのプロローグとして庭の存在は重要です。茶事においては庭のことを露地といいますが、露地は自然の趣を大切にしつつ、亭主が茶会のテーマや季節を考慮し整えます。ここにも「美」を発見できます。庭園について様々な角度からお話をしていく予定です。
4 11/06 京料理における美 茶懐石や松花堂弁当から、食の美について考えます
5 11/20 京菓子とコミュニケーション 京菓子を作るプロセスや意味を知り、人と人を繋げる役割としての京菓子を考えます。
6 12/04 茶会をひらく 誰かのために茶会を実際に自分で開いてみることを考えてみてはいかがでしょう。
講演者が今までに開いた茶会などを例にお話しします。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講12月11日(水)を予定しています。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30 までに公開します。インタ
ーネット上で 1 週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)

備考

パンフレット記載の日程に誤植がございました。正しくは当ホームページに掲載の以下となります。
日程:10/02, 10/09, 10/23, 11/06, 11/20 12/4 補講日:12/11

講師紹介

太田 達
立命館大学教授、有職菓子御調進所老松当主
1957 年京都市生まれ。京都市立紫野高校卒。島根大学農学部卒。京都工芸繊維大学後期博士課程にて「茶道点前の動作解析」で博士号を取得。食文化や菓子文化等研究を行う一方で太田宗達として茶人としても活動。江戸時代の学問所「弘道館」址の有斐斎弘道館にて茶道を通した人間育成にも携わる。現在、立命館大学食マネジメント学部教授、株式会社有職菓子御調進所 老松主人、公益財団法人有斐斎弘道館代表理事
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