ジャンル 芸術の世界
中野校
英米ロック史
萩原 健太(音楽評論家)

曜日 | 土曜日 |
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時間 | 13:10~14:40 |
日程 |
全5回
・11月09日 ~
12月14日 (日程詳細) 11/09, 11/16, 11/30, 12/07, 12/14 |
コード | 330415 |
定員 | 54名 |
単位数 | 1 |
会員価格 | 受講料 ¥ 14,850 |
ビジター価格 | 受講料 ¥ 17,077 |
目標
・50〜70年代、英米ロック、ポップス界を賑わしたアーティストにスポットを当てる講義の第18弾。
・時代を超えて愛され続ける偉大な音楽家たちの試行錯誤を深掘り。
・近年の音楽シーンが忘れかけているロック、ポップス本来の力を再検証します。
講義概要
昨年夏、半世紀に及ぶコンサート活動に終止符を打ったエルトン・ジョン。三兄弟の美しいハーモニーで多彩なヒットを飛ばしたビージーズ。伝記映画のヒットも記憶に新しいロックンローラーの草分け、リトル・リチャード。「ふられた気持ち」「ロックンロール・ララバイ」など多くの名曲の作曲者としても知られるバリー・マン。そしてヒットチャートにたった1曲だけのヒットを残して消えていった一発ヒット屋たちの数々。これら4つをテーマにロック、ポップスの魅力と底力を様々な切り口から解析、追体験します。
各回の講義予定
回 | 日程 | 講座内容 | |
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1 | 11/09 | エルトン・ジョン | 英国を代表するシンガー・ソングライター、エルトン・ジョン。1969年のデビュー以降の足取りをたどりつつ、シングルとアルバムの総売り上げが2億5千万枚を超えるという、その凄まじい人気ぶりの秘密に迫ります。 |
2 | 11/16 | ビージーズ | 「マサチューセッツ」のような美しいフォーク・ロックから、「ステイン・アライブ」のようなディスコ・ナンバーまで。長年にわたって多彩な大ヒット曲を飛ばしたバリー、ロビン、モーリスのギブ三兄弟の魅力を振り返ります。 |
3 | 11/30 | リトル・リチャード | 強烈なシャウト・ボーカルと激しくスピーディなピアノ演奏で、ポール・マッカートニーからベン・フォールズまで、多くの後続にとてつもない影響を与えたロックンローラーの草分け、リトル・リチャードの底力を改めて探ります。 |
4 | 12/07 | バリー・マン | 妻であるシンシア・ワイルとのコンビでライチャス・ブラザーズ「ふられた気持ち」やドリフターズ「オン・ブロードウェイ」、B.J.トーマス「ロックンロール・ララバイ」など無数のヒットを生んだバリー・マンの功績を再評価します。 |
5 | 12/14 | ワン・ヒット・ワンダー〜悲しき一発ヒット屋たち | ヒットチャートにたった1曲ランクさせただけでシーンから消えていったワン・ヒット・ワンダー〜一発ヒット屋たち。しかし、そんな儚い彼らの存在こそがポップ・ヒストリーを輝かせてくれたのだという事実を再検証します。 |
講師紹介
- 萩原 健太
- 音楽評論家
- 1956年、埼玉県生まれ。1981年以降、新聞、雑誌での音楽関連記事の執筆、テレビ、ラジオの音楽番組への出演、レコード・プロデュースなど音楽周辺の分野で活動中。近著に『80年代 日本のポップス・クロニクル』(エレキングブックス)、『ロック・ギタリスト伝説』(アスキー新書)などがある。