ジャンル 芸術の世界

早稲田校

現代芸術を多角的に見る―ボルタンスキー、プルースト、岡本太郎、Chim↑Pom

  • 秋講座

福島 勲(早稲田大学教授)

曜日 金曜日
時間 13:10~14:40
日程 全5回 ・09月27日 ~ 10月25日
(日程詳細)
09/27, 10/04, 10/11, 10/18, 10/25
コード 130479
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 14,850
ビジター価格 受講料 ¥ 17,077

目標

・芸術=審美的なものという前提を問い直す視点を構築する。
・芸術という文化的事象に多様な側面からアプローチできることを理解する。
・現代芸術によって提起された問題を理解する。

講義概要

本講座では、現代美術の近年の方向の一つを見定めること、すなわち、絵画やインスタレーション、文学、映像、写真といった制作物を、単なる美的感興の対象物としてではなく、より多面的な機能をもった対象として、たとえば記憶装置(モニュメント)、聖遺物といった観点から再検討していきます。具体的には、国内外の作家の制作物の紹介と分析を通じて、現代芸術のトピックとは何であり、それを表現するための手法とは何かを検討していきます。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 09/27 イントロダクション 芸術の源流と未来に向かって
2 10/04 現代芸術と記憶(1) クリスチャン・ボルタンスキー
3 10/11 現代芸術と記憶(2) クリスチャン・ボルタンスキー、マルセル・プルースト
4 10/18 現代芸術とアクション(1) 岡本太郎からChim↑Pomへ
5 10/25 現代芸術とアクション(2) 岡本太郎からChim↑Pomへ

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講日は11月8日(金)を予定しています。

講師紹介

福島 勲
早稲田大学教授
博士(文学、東京大学)。専門は、フランス文学・思想、表象文化論、文化資源学。著書に『バタイユと文学空間』(水声社)、共編著に『洞窟の経験 ラスコー壁画とイメージの起源をめぐって』(同)、訳書に『モーリス・ドニ イタリア絵画巡礼』(三元社)、『ディアローグ デュラス/ゴダール全対話』(読書人)等がある。
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