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英文契約の実務 英文契約の基本構造とその読み方

  • 秋講座

寺村 淳(寺村総合法務事務所代表)

曜日 木曜日
時間 19:00~20:30
日程 全6回 ・10月24日 ~ 11月28日
(日程詳細)
10/24, 10/31, 11/07, 11/14, 11/21, 11/28
コード 730865
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 23,760
ビジター価格 受講料 ¥ 27,324

目標

・英文契約の基本的な構造と英文契約に特徴的な条項、表現、用語を理解することにより、それほど難解ではないレベルの英文契約を正しく理解し翻訳できる力を養うことを目標とします。

講義概要

ビジネスや文化のボーダーレス化、インターネットの普及などにより、英文契約はますます重要になっています。既に「AI翻訳」もかなり普及し始めていますが、AIの翻訳が正しいかどうかをチェックし、目指す取引条件に応じた修正作業を行うことは、依然として人間の役割です。本講座では、この人間としての役割を踏まえ、英文契約を正しく理解・翻訳しチェックする力を養うことを目的とし、英文契約の基本的な構造や英文契約に特徴的な表現・用語の解説と、具体的な条項例の意味、解釈や翻訳・チェックのポイントの検討を行います。なお、その中で、英文契約と国内契約の背景にある英米法や民法などの法的な考え方についても検討します。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 10/24 英文契約の目的と特殊性 講義全体の概要、契約の目的〜リスクの固定化、英文契約の特殊性とその読み方、誤訳を防ぐための考え方
2 10/31 英米法の概念、用語、全体構造 英米法特有の(コモンロー・約因・パロールエビデンス)、英文契約特有の用語・言い回し、英文契約の基本構造
3 11/07 個別条項の検討①(一般条項) 準拠法、紛争解決(仲裁)、譲渡禁止、権利非放棄、分離解釈、表明・保証、責任の制限、完全合意、不可抗力等
4 11/14 個別条項の検討②(一般条項) 当事者の関係、対価、支払方法-信用状、振込、秘密保持、知的財産権等 (参考資料:英文秘密保持契約)
5 11/21 個別条項の検討③(一般条項、売買基本/販売店契約条項) 期間、解除、通知、基本契約性、個別契約、出荷(インコタームズ)、契約不適合責任、所有権・危険負担等
6 11/28 個別条項の検討④(売買基本 / 販売店契約条項) 販売店の任命、ミニマムパーチャス(最低購入量)、直接交渉の禁止、競合禁止等

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講日は、12月5日(木)を予定しています
◆英和辞典をご用意いただくことをおすすめします。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず
「オンラインでのご受講にあたって」
をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)

講師紹介

寺村 淳
寺村総合法務事務所代表
1960年札幌、東京大学法学部卒。日本製鐵(株)室蘭製鉄所及び情報通信事業部門[現日鉄ソリューションズ(株)]で契約・知財法務等を17年担当後、英文・和文契約専門の寺村総合法務事務所設立。著書〜アルク社『はじめての英文契約書の読み方』、中央経済社『1冊でおさえる英文・和文契約実務の基本』等。その他著書・解説記事多数。

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