ジャンル 現代社会と科学

中野校

リハビリ物理学 挫折者のための超入門

  • 秋講座

田口 善弘(中央大学教授)

曜日 月曜日
時間 15:05~16:35
日程 全3回 ・11月11日 ~ 11月25日
(日程詳細)
11/11, 11/18, 11/25
コード 330722
定員 24名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 8,910
ビジター価格 受講料 ¥ 10,246

目標

・高校物理に対する苦手意識の払拭
・物理的に考える力を身に付ける
・自分で学ぶ気持ちを身に付ける

講義概要

高校物理に躓く人が多いのは大学に行ってから理系を学ぶための準備のためなので高度な内容をやるからです。本講座では高校の物理の内容それ自体を学ぶことを目指します。 ガリレオやイーロン・マスク、エジソン、ブラウン管、人型潜水服などの話題にふれることで 、物理学のわかりにくい概念について、なぜ、その概念が必要で、それが解るとどんないいことがあるのかに焦点を絞って具体例をあげて説明します。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 11/11 力学:高度5cmの人工衛星はアリなのか? 力学は高校物理の中では一番身近ですが誤解も多い分野です。正しく理解するといろいろ新しい知見が得られます。
2 11/18 電磁気学:なぜエジソンはテスラに敗北したのか? 電荷や電場は目に見えないのでわかりにくく一番難しい分野です。直観的な理解力の獲得を目指します。
3 11/25 熱力学:深海魚はなぜ「圧死」しないのか? 熱や圧力は身近な存在ながらその実態は不明です。熱とは何か、圧力とは何か、がちょっとでもわかるように学びます。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講は、12月9日(月)に行います。
◆参考図書として『学び直し高校物理 挫折者のための超入門』(田口善弘著、講談社現代新書)をお読みいただくと、より理解が深まります。

講師紹介

田口 善弘
中央大学教授
1961年、東京生まれ。中央大学理工学部教授。1995年に執筆した『砂時計の七不思議―粉粒体の動力学』 (中公新書)で第12回(1996年) 講談社科学出版賞受賞。専門はバイオインフォマティクス。他の著書は『生命はデジタルでできている』『はじめての機械学習』(講談社ブルーバックス)『学び直し高校物理』(講談社現代新書)など。
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