ジャンル 現代社会と科学
オンライン
ここまで来たデジタルコンテンツ 立体視映像(3D)からメタバース、クロスリアリティ(XR)まで
河合 隆史(早稲田大学教授、認定人間工学専門家)
曜日 | 火曜日 |
---|---|
時間 | 13:00~14:30 |
日程 |
全3回
・11月19日 ~
12月03日 (日程詳細) 11/19, 11/26, 12/03 |
コード | 730710 |
定員 | 30名 |
単位数 | 1 |
会員価格 | 受講料 ¥ 8,910 |
ビジター価格 | 受講料 ¥ 10,246 |
目標
・デジタルコンテンツにおける最先端の表現技術について、その原理や特徴を理解すること。
講義概要
画面の前後に対象を再生する「立体視映像(3D)」は、3D映画や「バーチャルリアリティ(VR)」などのデジタルコンテンツの表現技術として定着している。ネットワーク接続されたVR「メタバース」に「アバター」として参加し、多人数でのコミュニケーションも行われるようになってきた。最近では実空間に3Dを重畳する「クロスリアリティ(XR)」やドーム型没入施設の「イマーシブ」が注目されているが、その歴史や技術的な特徴は、十分に理解されていない場合が多い。
そこで本講座では先進的なデジタルコンテンツを対象とし、その背景や基礎となる技術、事例を紹介すると同時に、講師の専門分野である人間工学の観点から解説する。
各回の講義予定
回 | 日程 | 講座内容 | |
---|---|---|---|
1 | 11/19 | デジタルコンテンツの表現技術の歴史と3D映像 | この回では、主なトピックとして、3Dのルーツと近年の動向、3D映画とシアターシステム、2D/3D変換と表現技術について講じる。 |
2 | 11/26 | 臨場感を生起する表現技術とバーチャルリアリティ | この回では、主なトピックとして、VRの定義とルーツ、VRの世代とHMD、VRのコンテンツ制作、VRの要件とユーザ体験について講じる。 |
3 | 12/03 | VR空間での人体の表現とメタバース、XR、イマーシブ | この回では、主なトピックとして、メタバースのルーツ、人体の3D計測とリアルアバター、XRやイマーシブの展開について講じる。 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆2023年秋講座の内容と一部重複しますが、最新情報も盛り込んで解説します。
◆休講が発生した場合の補講日は12月10日(火)を予定しています。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
講師紹介
- 河合 隆史
- 早稲田大学教授、認定人間工学専門家
- 愛知県出身。博士(人間科学)。早稲田大学国際情報通信研究センター・専任講師、同大学院国際情報通信研究科・助教授などを経て現職。専門分野は、先端メディアと人間工学。
バーチャルリアリティ(VR)やウェアラブルデバイスなど、人間と先端メディアとのインタラクションに関する研究に従事。生体計測を中心とした評価研究に加え、その知見や手法を活用したコンテンツ制作やシステム設計などにも取り組んでいる。
著書に「バーチャルリアリティ映画制作 - ハリウッドの実践テクニックとベストプラクティス(カットシステム,2018年)」「3D立体映像表現の基礎(オーム社,2010年)」など。