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オンデマンド

【オンデマンド】騎士と貴族―身分制度から見る中世ヨーロッパ

  • 夏講座

堀越 宏一(早稲田大学教授)

コード 920302
定員 20名
単位数
会員価格 受講料 ¥ 7,920
ビジター価格 受講料 ¥ 7,920

講義概要

民主主義が確立した現代には、かつてのような身分制度は存在しません。そのような身分のひとつとして、中世ヨーロッパの貴族とはどのような存在だったのかを考えてみたいと思います。ヨーロッパの中世(6〜15世紀)においては、貴族とは、単なる特権的な社会階級である以上に、騎士という戦士階層のことでした。彼らは、なにより戦争に携わる過酷な現実を生きるとともに、固有の文化と生活の形を生みだしていったのです。そして、中世末期には、次第に中央集権化していく国王の支配に組み込まれていった結果、16世紀以降には、絶対王政のもとでの宮廷貴族に姿を変えていくことになります。そのような中世ヨーロッパ貴族の歴史がテーマです。

各回の講義予定

講座内容
1 重装歩兵から騎兵へ―中世の騎兵と封建制―  
2 騎士身分の誕生―貴族としての騎士―  
3 貴族家門の形成―男系か?女系か?―  
4 騎士の戦争―戦闘の現実―  

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆視聴期間は一般申込開始(2024/06/04)から学期終了翌月末(2024/10/31)までになります。一般申込開始(2024/06/04)以降はお申し込みいただけましたら視聴可能になります。
◆この講座は
2023年度 冬期 「【対面+オンラインのハイブリッド】騎士と貴族―身分制度から見る中世ヨーロッパ」 (02/01〜02/22 木曜日、全4回)
で開講した講座のアーカイブ講座になります。
◆途中映像音声の乱れるところがありますがご了承ください。
◆オンデマンド講座のため講義内容に関する質疑は受付けいたしかねます。あらかじめご了承お願いいたします。

講師紹介

堀越 宏一
早稲田大学教授
1957年東京生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学、ナンシー大学大学院博士課程修了。歴史学博士(フランス)。専門分野は中近世フランス史。著書に、『中世ヨーロッパの農村世界』(山川出版社)、『中世ヨーロッパ生活誌』(NHK出版)、『ものと技術の弁証法』(岩波書店)など。
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