ジャンル くらしと健康
中野校
正しい姿勢づくりのためのエクササイズ〈午後クラス〉 筋肉の加齢変化にあらがう日常生活トレーニング
古田 裕子(オフィス・ケア代表ヘルスケアアドバイザー、薬剤師)

曜日 | 月曜日 |
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時間 | 13:10~14:40 |
日程 |
全7回
・01月20日 ~
03月17日 (日程詳細) 01/20, 02/03, 02/10, 02/17, 03/03, 03/10, 03/17 |
コード | 340612 |
定員 | 30名 |
単位数 | 1 |
会員価格 | 受講料 ¥ 20,790 |
ビジター価格 | 受講料 ¥ 23,908 |
目標
・正しい姿勢を維持するために現在の自分自身の現状を知る
・正しい姿勢を維持するために抗重力筋を鍛える
・偏った筋肉の使い方を改める
・効率よく歩くための姿勢と意識を身につける
講義概要
姿勢を正しく保つことは各種整形外科的疾患の予防と改善につながります。加齢による筋力の低下はトレーニングによって改善できます。強い筋肉を鍛えていくのではなく日常生活ではうまく使えていない筋肉を鍛えることで、バランスの良い体の動かし方を学習します。痛みがなく、動ける身体を維持することで、加齢による意欲の欠如を避けて、活動的に毎日を楽しむことのできる心と身体を自分自身で維持していきましょう。
各回の講義予定
回 | 日程 | 講座内容 | |
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1 | 01/20 | 正しい姿勢とは? | 正しい姿勢を維持するうえで最も重要なことは日常生活の身体の使い方です。普段の姿勢をチエックし、頭、背骨、膝、足首などの位置を確認します。 |
2 | 02/03 | 猫背、円背の原因は頭の位置が前に落ちること | 座位や立位での頭の位置を整えるために必要な僧帽筋下部のトレーニングと僧帽筋上部のストレッチを行います。 |
3 | 02/10 | 膝の痛みの原因は膝と足首の位置が悪いこと | 内股、外股になる原因の筋肉を特定し、弱い筋肉を鍛えて位置のずれを減らします。足の外側に負荷がかかりがちな場合は足の外側の筋肉をストレッチします。 |
4 | 02/17 | 股関節の痛みの原因となる股関節周囲の筋肉の強化 | お尻、脚の付け根の筋肉を強化し、筋力低下し硬化している筋肉にはストレッチを行います。 |
5 | 03/03 | 体幹を鍛える | 横隔膜、腹横筋、多裂筋、骨盤底筋群を鍛え日常生活で体幹を引き締める感覚を身につけます。 |
6 | 03/10 | 全身の繋がりを意識しながらの全身運動 | 複合的な動きの中でも正しい位置を意識しながら体を動かせるように意識しながら60分間の筋トレとストレッチを行います。自分自身の体調、身体の機能に合わせて座位、立位を選択してください。 |
7 | 03/17 | 正しい姿勢で歩く、小走りする | 正しい歩行姿勢を意識するだけで背筋、腹筋、内側広筋の活動量を向上させることができます。スロージョグを体験することで急いだ時に転倒するリスクを減らす小走りを身につけてください。 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆動きやすい服装をご持参ください。
◆室内履きの靴、給水用の飲み物、タオルを持参してください。
◆ゴルフやテニスの技術習得のためには継続的な反復練習が不可欠なように、どのような状況においても、身体に負担の少ない姿勢を維持するためには、意識的に身体を動かし、それを無意識に行えるまで反復練習をすることが大切です。静止状態での立位、座位の姿勢が、見違えるようになるにはそんなに時間はかかりません。それを自分の行動に組み込むまでに、継続的な意識付けが大切なのです。継続の方は、各部位別に負担のない使い方を反復練習します。
備考
※講師の都合により1月27日(月)は休講。補講日は3月17日(月)となります。(パンフレットに記載の日程から変更になっていますのでご注意ください)
講師紹介
- 古田 裕子
- オフィス・ケア代表ヘルスケアアドバイザー、薬剤師
- 1959年兵庫県生まれ。京都薬科大学薬学部卒業。薬剤師、トレーナー、栄養アドバイザー。サンフレッチェ広島、企業・自治体の健康管理アドバイザーとして活動。早稲田大学講師を経て、介護予防のトータルコーディネイターとしても活動中。著書には『中高年からの健康スポーツ入門読本』、『サプリメント活用事典』など。