ジャンル 芸術の世界

中野校

19世紀の音楽―ブラームスの名作「ドイツ・レクイエム」を知る

  • 冬講座

舩木 篤也(音楽評論家)

曜日 火曜日
時間 15:05~17:05
日程 全6回 ・01月21日 ~ 03月18日
(日程詳細)
01/21, 02/04, 02/18, 02/25, 03/04, 03/18
コード 340408
定員 24名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 23,760
ビジター価格 受講料 ¥ 27,324

目標

・ブラームスの声楽曲入門としても最適。
・レクイエムの歴史からみた本作の特異性を知る。
・テキストと音楽の両面から、詳しくせまる。

講義概要

ブラームスというと、交響曲、協奏曲、室内楽曲などに人気が集中し、「器楽の人」というイメージが強いかと思います。しかし、ことばの入る声楽曲の創作にもたいへん積極的でした。うち最大の規模を誇るのが、合唱・独唱・オーケストラによる「ドイツ・レクイエム」(1868年)です。レクイエム(死者のためのミサ曲)といえば、カトリック教会の伝統であり、ラテン語によって歌われるのが普通ですが、プロテスタントのブラームスはドイツ語訳聖書にもとづいて自ら歌詞を編み、作曲しました。その意図は?時代背景は?優れた演奏例を鑑賞しながら、深部にまで分け入ってみたいと思います。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 01/21 第1楽章  
2 02/04 第2楽章  
3 02/18 第3楽章  
4 02/25 第4・5楽章  
5 03/04 第6楽章  
6 03/18 第7楽章  

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆事前知識や語学知識は不要です。
◆指定テキストはなく、毎回プリントを配ります。
◆楽譜を示すことがありますが、読めなくとも問題ありません。

備考

※講師都合により、3/11(火)は休講になりました。補講は3/18(火)に行います。

講師紹介

舩木 篤也
音楽評論家
1967年生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得満期退学。「読売新聞」で演奏評を、NHKで音楽番組の解説を担当。雑誌、公演プログラムにも執筆。東京藝術大学ほかでドイツ語講師。共著に『魅惑のオペラ・ニーベルングの指環』(小学館)、共訳書に『アドルノ 音楽・メディア論集』(平凡社)など。

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