ジャンル 芸術の世界
中野校
江戸時代と能
伶以野(レイヤー) 陽子(能楽師・シテ方観世流師範)
曜日 | 水曜日 |
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時間 | 13:10~14:40 |
日程 |
全3回
・02月05日 ~
02月19日 (日程詳細) 02/05, 02/12, 02/19 |
コード | 340402 |
定員 | 24名 |
単位数 | 1 |
会員価格 | 受講料 ¥ 8,910 |
ビジター価格 | 受講料 ¥ 10,246 |
目標
・江戸幕府の式楽(しきがく/公的な儀式で演じられる芸能)として定着した能の歴史を知ろう
・江戸城、新年最初の儀式「謡初」「小謡」などを学んでみよう
・勝ち戦を主題とした武士に好まれた能「八島」を学ぼう
講義概要
江戸時代になると能は式楽(フォーマルな儀式の場で上演される、政府の公式な音楽)として定められ、祝い事や節目の行事に欠かせない存在となりました。新年の最初の儀式「謡初」や江戸時代にはじまったとされる附祝言の曲、勝ち戦を主題とした武士に好まれた能「八島」など解説します。また能の謡曲の一部を聴かせる小謡が江戸時代から始まったとされます。婚礼の時に耳にする「高砂」なども是非うたって体験してみましょう!
各回の講義予定
回 | 日程 | 講座内容 | |
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1 | 02/05 | 能の歴史 | 能の一般的な解説と江戸時代に至るまでの歴史など |
2 | 02/12 | 江戸時代に式楽となった能 | お正月の儀式である謡初でされる「高砂」「老松」「東北」について解説します。 小謡としてよく耳にする婚礼の時の「高砂」の謡を体験してみましょう! |
3 | 02/19 | 武士の愛した八島 | 能「八島」の解説 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆筆記用具
◆休講が発生した場合の補講は、2月26日(水)に行います。
講師紹介
- 伶以野(レイヤー) 陽子
- 能楽師・シテ方観世流師範
- 五十六世梅若六郎師(現 梅若桜雪師)に師事、内弟子入門を経て、シテ方観世流師範免許取得
公益財団法人梅若会所属
公益社団法人能楽協会正会員東京支部シテ方観世流
2018年 第14回ブルーポラリス賞優秀新人賞受賞
2020年 YOKOクラブ(伶以野陽子後援会)発足
能「羽衣」「清経」「殺生石」「敦盛」「船弁慶」「養老」「小鍛冶」「鵺」「八島」「葵上」「井筒」「櫻川」「猩々乱」「海人」など
2024年10月20日(日)午後1時 梅若能楽学院会館 能「船弁慶 前後之替」公演予定
緑耀会主宰―梅若能楽学院会館(中野区)、世田谷区、香川県高松市のお稽古場、オンラインにて能楽教室開講中
国内外にて、能楽の公演、ワークショップなど普及活動に努めている。