ジャンル 芸術の世界

早稲田校

浮世絵講座―浮世絵に見る江戸の旅

  • 冬講座

長井 裕子(浮世絵研究家、茂木本家美術館副館長)

曜日 土曜日
時間 13:10~16:35 ※途中休憩をはさみます。
日程 全2回 ・02月08日 ~ 02月15日
(日程詳細)
02/08, 02/15
コード 140414
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 11,880
ビジター価格 受講料 ¥ 13,662

目標

・浮世絵を通して江戸時代の旅事情について学ぶ。
・浮世絵を鑑賞しながら浮世絵の基礎知識を身につける。

講義概要

今回の講座では、「江戸時代の庶民の旅」を取り上げます。
江戸時代後期になると、伊勢参拝が盛んになり、全国から伊勢や京を目指して多くの人々が旅に出るようになります。その旅ブームの中で、歌川広重をはじめとする浮世絵師たちは、東海道や中山道を主題とした作品を次々と制作し、各宿場の景色や街道で出会う人々、旅で起こるハプニングなど、さまざまな物事を描き出しました。
本講座では、広重の「東海道五拾三次之内」「木曽海道六拾九次之内」や、十返舎一九の滑稽本『東海道中膝栗毛』などから、当時の庶民の旅事情について探っていきます。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 02/08 東海道の旅ー海沿いの道 歌川広重や葛飾北斎による東海道シリーズとともに、十返舎一九の『東海道中膝栗毛』を取り上げ、東海道の旅について考察します。
2 02/15 木曽海道の旅ー山間の道 歌川広重と溪斎英泉によって描かれた「木曾海道六拾九次之内」を中心に、中山道の旅について見ていきます。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講日は2月22日(土)を予定しています。

講師紹介

長井 裕子
浮世絵研究家、茂木本家美術館副館長
ハーバード大学EXT.スクール大学院修了。同大学大学院(GSAS)スペシャルスチューデント。「春信の大小と摺物」でクライト賞、「福をまねく!猫じゃ猫じゃ展」で秀逸企画賞など受賞。著書に『ねこのおもちゃ絵』(小学館)、『国芳と国貞』(三才ブックス)など。翻訳書に『葛飾北斎 万物絵本大全』(朝日新聞出版)など。元那珂川町馬頭広重美術館 主幹・学芸員。国際浮世絵学会常任理事、国際委員。

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