ジャンル 日本の歴史と文化

早稲田校

幕末史―攘夷と倒幕をめぐる政争史

  • 冬講座

大庭 邦彦(聖徳大学教授)

曜日 木曜日
時間 15:05~16:35
日程 全4回 ・01月09日 ~ 02月27日
(日程詳細)
01/09, 01/23, 02/13, 02/27
コード 140211
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 11,880
ビジター価格 受講料 ¥ 13,662

目標

・幕末史を検討する際のキーワードとなる「攘夷」と「倒幕」の語に拘りながら幕末史を検討したいと考えています。
・その際「攘夷」や「倒幕」という語が、一般にイメージされているような「攘夷」=列強に対する軍事行使、「倒幕」=軍事力による幕府打倒を、意味するものでは実はないこと。その概念の多義性に注目することで、新たな歴史像を構築していきたいと考えています。
・史料を正確に読み込み、読み取る力を身につけることができます。

講義概要

今学期では、第二次長州征伐の幕府側敗北を受けての政治状況、特に慶喜の将軍職補任、慶応改革の様相について具体的に分析を進めます。その際、長州藩・薩摩藩・土佐藩の動向についても目を配りつつ、どのような形で幕府が終焉を迎えることとなるのか、その過程で新しいものがどのように準備され、現実のものとなって行くのか、という点に意を払いつつ検討を進めて行く予定です。講義は2024年度秋学期を引き継ぐので、秋学期の講義の進捗状況により、若干取り上げる時期が変動する場合があるので、その点ご了承をお願いします。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 01/09    
2 01/23    
3 02/13    
4 02/27    

講師紹介

大庭 邦彦
聖徳大学教授
早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、聖徳大学文学部教授。幕末・維新期から明治期前半の政治史を中心に研究している。著書に『父より慶喜殿へ 水戸斉昭一橋慶喜宛書簡集』(集英社)、『徳川慶喜と幕末・明治』(日本放送出版協会)ほかがある。
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