ジャンル くらしと健康
早稲田校
健康寿命をどう伸ばすか―ミドル&シニアエイジの運動・食事術
樋口 満(早稲田大学名誉教授、早稲田大学身体活動・座位行動科学研究所顧問)

曜日 | 金曜日 |
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時間 | 10:40~12:10 |
日程 |
全6回
・01月10日 ~
02月14日 (日程詳細) 01/10, 01/17, 01/24, 01/31, 02/07, 02/14 |
コード | 140648 |
定員 | 30名 |
単位数 | 1 |
会員価格 | 受講料 ¥ 17,820 |
ビジター価格 | 受講料 ¥ 20,493 |
目標
・健康寿命の延伸がなぜ重要かを理解する。
・健康寿命の延伸には運動の習慣化と食生活の改善が重要であることを理解する。
・ミドルエイジとシニアエイジでは、健康寿命の延伸手法が異なることを理解する。
講義概要
本講座では、健康寿命の延伸にとって、運動の習慣化と食生活の改善が重要であることを、早稲田大学校友を対象として行っている健康づくり研究で得られたデータを交えながら講義します。誰もが同じように年齢(暦年齢)を重ねていきますが、運動や食事など様々な生活習慣が、生物学的年齢に違いをもたらし、健康寿命に影響を与えていることを紹介します。そして、ミドルエイジ(中年期)とシニアエイジ(高齢期)では、健康寿命の延伸に影響を及ぼす健康課題が異なっていますが、その理由について講義します。
各回の講義予定
回 | 日程 | 講座内容 | |
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1 | 01/10 | 健康寿命とはなにか | ①健康寿命と自立寿命②生理的老化と病的老化③体力年齢とは④アクテイブ・シニアとは |
2 | 01/17 | 老化を抑える方法はあるか | ①生物学的年齢とは②肥満と心肺体力の影響は③喫煙・飲酒の影響は④食生活と生活リズムの影響は |
3 | 01/24 | 「万病のもと」の正体とは | ①老化学説とは②酸化ストレスとは③活性酸素とはなにか④抗酸化機能とは |
4 | 01/31 | 身体機能を維持する運動法 | ①メタボとロコモ②サルコペニア③骨粗鬆症④ローイング運動とは |
5 | 02/07 | 50歳からの望ましい食事法 | ①食事バランスガイド②ヘルシー食事パターンとは③アルコール食事パターンとは④ミドルとシニアで異なる食事のポイントとは |
6 | 02/14 | 健康寿命に影響するライフスタイル | ①運動と動脈機能の関係②社会的時差ボケとは③スポーツ観戦と健康の関係④フレイルとは |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆とくにテキストは指定しませんが、講座中に参考図書を紹介します。
◆スクワット、ローイングなどについて実演を交えて解説し、受講生の方にも運動を行っていただきますので、動きやすい服装で受講してください。
◆休講が発生した場合の補講日は2月21日(金)を予定しております。
講師紹介
- 樋口 満
- 早稲田大学名誉教授、早稲田大学身体活動・座位行動科学研究所顧問
- 1949年愛知県生まれ。名古屋大学理学部卒業、東京大学大学院教育学研究科修了。教育学博士(東京大学)、ハンガリースポーツ科学大学名誉博士。専攻は健康スポーツ科学、スポーツ栄養学。現在、早稲田大学名誉教授。第20回秩父宮記念スポーツ医・科学賞功労賞を受賞。著書に『体力の正体は筋肉』『女は筋肉 男は脂肪』『スポーツする人の栄養・食事学』『アクティブ・エイジング〜動楽と食楽のすすめ〜』など多数。