ジャンル 日本の歴史と文化
早稲田校
武家か天皇か―中世日本の選択
関 幸彦(元日本大学教授)

曜日 | 木曜日 |
---|---|
時間 | 10:40~12:10 |
日程 |
全4回
・01月30日 ~
02月20日 (日程詳細) 01/30, 02/06, 02/13, 02/20 |
コード | 140254 |
定員 | 40名 |
単位数 | 1 |
会員価格 | 受講料 ¥ 11,880 |
ビジター価格 | 受講料 ¥ 13,662 |
目標
・日本史上の歴史の転換点の意義を史実に即し理解
・武士・武家が有した歴史的役割を考える
・南北朝の動乱に焦点をあてる
講義概要
「武家か天皇か」のテーマを軸に、日本中世が内乱期の段階にどのような政治権力の選択をしたのか。12世末の治承・寿永の内乱と、14世紀半ばの元弘・建武の乱を中心に堀り下げる。今学期は後者の元弘・建武さらに南北朝の動乱を射程に考えます。鎌倉幕府の滅亡から建武の新政までがポイントとなります。
各回の講義予定
回 | 日程 | 講座内容 | |
---|---|---|---|
1 | 01/30 | 南北両朝と14世紀の動乱(1) | ・前回のおさらい ・承久の乱から鎌倉時代史の流れ ・両統迭立 |
2 | 02/06 | 南北両朝と14世紀の動乱(2) | ・鎌倉幕府の滅亡 ・元弘・建武の乱と、後醍醐天皇 ・建武や新政とその解体 |
3 | 02/13 | 南北両朝と14世紀の動乱(3) | ・足利尊氏と直義の動向 ・観応の擾乱 ・後醍醐天皇の死と吉野の情勢 |
4 | 02/20 | 南北両朝と14世紀の動乱(4) | ・南北朝の動乱の経過 ・奥州の情勢と北畠一族 |
テキスト
テキスト
関 幸彦『武家か天皇か―中世の選択』(朝日新聞出版)(ISBN:978-4022631237)
講師紹介
- 関 幸彦
- 元日本大学教授
- 1952年生まれ。学習院大学卒業後、同大学院人文科学研究科博士課程単位修得満期退学。専門分野は日本中世史、武士論。著書に『武士の誕生』『国史の誕生』(以上、講談社学術文庫)、『その後の東国武士団』『百人一首の歴史学』(以上、吉川弘文館)、『恋する武士 闘う貴族』(山川出版社)、『北条政子』(ミネルヴァ書房)、『武家か天皇か―中世の選択』『藤原道長と紫式部―「貴族道」と「女房」の平安王朝―』(以上、朝日新聞出版)など多数。