ジャンル 現代社会と科学

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教養としての日本国憲法入門

  • 夏講座

橋本 基弘(中央大学教授、中央大学副学長)

曜日 金曜日
時間 15:30~17:00
日程 全6回 ・07月19日 ~ 09月06日
(日程詳細)
07/19, 07/26, 08/02, 08/23, 08/30, 09/06
コード 720763
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 17,820
ビジター価格 受講料 ¥ 20,493

目標

・国民として、あるいは市民として当然に身につけておかなければならない日本国憲法について学ぶ

講義概要

憲法とはどのようなルールなのかを見つめ直し、日本人は憲法とどう向き合ってきたのか、あるいは日本国憲法と現実との間にはどのようなズレが生じているのか、そのズレにどう対処するのかを考えてみたいと思います。憲法の条文だけでなく、重要な最高裁の裁判例や憲法解釈の現状を分かりやすくお話ししたいと思います。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 07/19 憲法はどのようなルールなのかを学ぶ 憲法は国の最高法規と位置づけられています。では最高法規とはどういうことでしょうか。憲法には何が書かれているのか、なぜ書かれているのかを近代の歴史をたどりながら明らかにしたいと思います。
2 07/26 日本人と憲法 日本人はどのように憲法と向き合ってきたのでしょうか。明治憲法の制定から日本国憲法の制定まで、あるいは戦後憲法改正をめぐる議論とどう向き合ってきたのかを通じて、日本人と憲法について学び直します。
3 08/02 日本国憲法と政治のルール 日本国憲法は政治のルールを定めています。中高で学んだ権力分立とはどのようなことか、それが現実にはどのようにゆがめられているのかを中心に学びます。
4 08/23 憲法9条と平和主義 日本国憲法と言えば9条というイメージが強くあります。しかし、憲法9条ほど扱いが難しい条文はありません。この講義では、イデオロギーを離れて、この条文をどう解釈してきたのか、今どのような解釈があるのかを客観的に(冷静に)学びます。
5 08/30 人権をめぐる基本問題(1) まず、自由について考えてみましょう。同性婚や夫婦別姓など憲法上人権をめぐる問題は大きな転換点にあります。ここでは、家族をめぐる人権問題などを中心に(判例を素材にしながら)考えてみましょう。
6 09/06 人権をめぐる基本問題(2) ここでは、平等や生存権について考えます。日本はすでに貧困大国になっています。「親ガチャ」という言葉が普及しているように、ままならない人生とどう向き合うのかを憲法論として考えようと思います。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆6/7(金) 16:00より本講座の無料体験講座を実施します。
◆無料体験講座お申込みはこちらから。https://www1.ex-
waseda.jp/online/
「無料体験講座」をクリックし、「絞り込み」をクリックしてください。

◆休講が発生した場合の補講は、9月13日(金)に行います。
◆橋本基弘著『日本国憲法を学ぶ(第3版)』(中央経済社)をお読みいただくと、より理解が深まります。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)

備考

無料体験会での本講座の様子を公開しました。5分程度の動画です。
再生すると音が出ます。視聴の際はご注意ください。

講師紹介

橋本 基弘
中央大学教授、中央大学副学長
中央大学法学部教授(憲法)、中央大学法学部長、学校法人中央大学常任理事、中央大学副学長を歴任。 主著『日本国憲法を学ぶ(第3版)』(2023年)、『表現の自由 理論と解釈』(2014年),
『表現規制と違憲審査の法理』(2025年)など。
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