ジャンル 日本の歴史と文化

早稲田校

新発見の徳川家康の小袖とキリシタン女性ジュリアおたあの波乱の生涯 長州萩藩士が伝えた徳川家康の小袖

  • 夏講座

福島 雅子(学習院女子大学教授)

曜日 土曜日
時間 13:10~16:35 ※途中休憩をはさみます。
日程 全1回 ・09月07日 ~ 09月07日
(日程詳細)
09/07
コード 120266
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 5,940
ビジター価格 受講料 ¥ 6,831

目標

・日本の歴史と服飾史を読み解く力を身につける。
・実在する歴史的文化財を見極める力を身につける。
・日本の文化に対する理解を深める。

講義概要

昨年、徳川家康より拝領したと伝わる小袖が発見され、山口県の萩博物館に寄贈されたことが新聞等で報道され話題となりました。小袖とは現在の着物の原形であり、新発見の小袖は400年以上前に作られたと考えられるにも関わらず、技巧を凝らした色鮮やかな姿を今日に伝えています。
本講座では、発見当初から小袖の調査に関わってきた講師とともに、本作の特徴から着用者である徳川家康の好みや当時の流行などを読み解き、その魅力に迫ります。さらに、なぜ徳川家康の小袖が長州萩藩に伝わったのかを、本作の伝来に重要な役割を果たしたキリシタン女性「ジュリアおたあ」の波乱の生涯などを紐解きながら、明らかにしていきたいと思います。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 09/07 新発見の徳川家康の小袖とキリシタン女性ジュリアおたあの波乱の生涯 ー長州萩藩士が伝えた徳川家康の小袖ー  

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆本講座については、休講が発生した場合の補講日を設けておりません。

講師紹介

福島 雅子
学習院女子大学教授
東京藝術大学大学院美術研究科博士課程修了。博士(美術)。専門分野は、日本服飾史、染織史。主な著書に『徳川家康の服飾』(中央公論美術出版、2018年)、『江戸のきものと衣生活』(小学館、2007年、共著)、『日本史色彩事典』(吉川弘文館、2012年、共著)などがある。
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