ジャンル 日本の歴史と文化

早稲田校

日中韓近現代史ゼミナール 国境を越える歴史認識を求めて

  • 春講座

大日方 純夫(早稲田大学名誉教授)

曜日 木曜日
時間 10:40~12:10
日程 全12回 ・05月09日 ~ 09月12日
(日程詳細)
05/09, 05/16, 05/23, 05/30, 06/06, 06/13, 07/25, 08/01, 08/22, 08/29, 09/05, 09/12
コード 110290
定員 24名
単位数 2
会員価格 受講料 ¥ 47,520
ビジター価格 受講料 ¥ 54,648

目標

・国境を越える歴史認識を深め、東アジアの未来をひらく。
・3国の対立と差異だけでなく、共通性と共同に注目する。
・問いを重視し、資料から過去を読み解いて歴史を考える。

講義概要

隣国である中国・韓国の人々の近現代の歩みをどの程度知っているでしょうか。講座では、約20年間に及ぶ東アジア共通歴史教材開発の蓄積を踏まえ、その成果である最新版をテキストにして、ゼミ形式で読み込みながら、問題を発見し、調査・討論を重ねることを通じて、日中韓3国の近現代に関する認識を深めたいと考えています。春夏学期は、まず「開港と近代化」を検討課題とします。①テキストを分担して読み込みながら問題を発見し、②それにもとづく調査を踏まえてさらにテキストを読み込み、③それを発展させて問題を絞って認識と考察を深める、という流れを想定していますが、具体的な進め方は受講の皆さんと相談して決めたいと考えています。
※春・夏学期を通して学びます。日程にご注意ください。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 05/09 講座の進め方について  
2 05/16 第1テーマ「ヨーロッパは、突然、東アジアにやってきたのか」①  
3 05/23 第1テーマ「ヨーロッパは、突然、東アジアにやってきたのか」②  
4 05/30 第1テーマ「ヨーロッパは、突然、東アジアにやってきたのか」③  
5 06/06 第2テーマ「外交交渉はどのような言語で進められたのか」①  
6 06/13 第2テーマ「外交交渉はどのような言語で進められたのか」②  
7 07/25 第3テーマ「どこで「西洋」と接したかー西洋との出会い」①  
8 08/01 第3テーマ「どこで「西洋」と接したかー西洋との出会い」②  
9 08/22 第3テーマ「どこで「西洋」と接したかー西洋との出会い」③  
10 08/29 第4テーマ「民衆は新しい国家の建設にどのように対処し参加したのか」①  
11 09/05 第4テーマ「民衆は新しい国家の建設にどのように対処し参加したのか」②  
12 09/12 第4テーマ「民衆は新しい国家の建設にどのように対処し参加したのか」③  

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講は、6月20日、6月27日、9月19日を予定しております。
◆ゼミナール講座には、学びをより良いものにするための「グランドルール」があります。
相互に円滑に学びあうコミュニティづくりにご協力ください。
・議論の際には、他者の意見を否定するのではなく、建設的な意見を述べて議論を深めるようにする
・対等な立場で参加し、他者の意見や背景を理解する努力をする
・ゼミというコミュニティの中で、自分のできることを見出し、コミュニティへの貢献を意識して活動する
・ゼミに参加する全員で、ゼミ全体の「思考の質」、「成果の質」をあげることをめざす

講師紹介

大日方 純夫
早稲田大学名誉教授
1950年長野県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科博士課程満期退学。博士(文学)。日本近代史を専門とし、警察史、自由民権運動史、対外認識史などを追究。著書は『自由民権期の社会』(敬文舎)、『「主権国家」成立の内と外』(吉川弘文館)、『世界の中の近代日本と東アジア』(同)など多数。
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