ジャンル 現代社会と科学
中野校
民法判例で学ぶ法学入門
青木 則幸(早稲田大学教授)
曜日 | 金曜日 |
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時間 | 10:40~12:10 |
日程 |
全3回
・05月24日 ~
06月07日 (日程詳細) 05/24, 05/31, 06/07 |
コード | 310713 |
定員 | 36名 |
単位数 | 1 |
会員価格 | 受講料 ¥ 8,910 |
ビジター価格 | 受講料 ¥ 10,246 |
目標
・民事事件の判例の読み方を身につける。
・民事事件で適用される民法の解釈の“流れ”をイメージできるようになる。
・リーガル・マインドの初歩を身につける。
講義概要
法的な紛争(あるいは、その予防のための法的手続)に巻き込まれずに済む人はなかなかいないものです。常識的な生活をしていれば刑事事件は避けられるでしょうが、民事事件はどうでしょうか。ローンを組んでマンションや車を買うといったときに、複雑な法的文書に署名された方も多いと思います。突然のご不幸で、相続をめぐる争いに巻き込まれるといったこともあるかもしれません。このように意外に身近にある法律問題に、どのようなスタンスで向き合えばよいのでしょうか。この基本的な考え方はリーガル・マインドと呼ばれています。この講義では、民法に関する判例の検討を通して、リーガル・マインドの初歩を身につけてもらいます。
各回の講義予定
回 | 日程 | 講座内容 | |
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1 | 05/24 | 実演・民法解釈論 | 裁判では、法律家は、法律の条文に書かれているルールをどのように使って議論し判断するのでしょうか。簡単なケースを素材に、全体の流れを実演します。 |
2 | 05/31 | 不動産の売買とローンに関する判例を読む | 売買やローン、そのための担保権(抵当権など)の設定は、契約(法律行為)にあたります。当事者が意思表示をしたのだから、その内容を実現するために、法律が働くわけです。契約のトラブルでは、どのようなルールの使い方がありうるのか、大枠の理解を目指しましょう。 |
3 | 06/07 | 不動産の相続に関する判例を読む | 相続では、被相続人の死亡という事実により、法的な効果が生じます。意思表示によらずに法律効果が発生するわけですが、このような事案ではルールがどのように使われるのでしょうか。大枠の理解を目指しましょう。 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆休講が発生した場合の補講は6月14日(金)を予定しております。
◆3/8(金) 11:30より本講座の無料体験会を早稲田校で実施します。
◆体験会お申し込みはこちらから。
https://www.wuext.waseda.jp/course/detail/63050/
講師紹介
- 青木 則幸
- 早稲田大学教授
- 2005年より早稲田大学法学部・同大学院で民法科目を担当。法科大学院制度導入前の法学教育を受けた最後の世代。アメリカ法との比較法を通じた民法財産法(特に金融担保法分野)の研究を専門とし、関連論文多数。英語での講義も行う。法制審議会担保法制部会幹事として立法論も経験。