ジャンル 芸術の世界

中野校

オトナの歌舞伎入門―はじめてでも深く楽しむ 初心者から歌舞伎通まで、歌舞伎をいろいろな角度からお話します

  • 秋講座

中村 義裕(演劇評論家、劇作・演出家、日本文化研究家)

曜日 月曜日
時間 15:05~16:35
日程 全6回 ・10月07日 ~ 11月25日
(日程詳細)
10/07, 10/21, 10/28, 11/11, 11/18, 11/25
コード 330402
定員 24名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 17,820
ビジター価格 受講料 ¥ 20,493

目標

・「日本人の教養」としての歌舞伎を知ることができる。
・体系的に「歌舞伎」を学び、楽しむことができる。
・新しい「発見」がある。

講義概要

なんとなく「敷居が高い」「いつかは…」と感じる日本の古典芸能「歌舞伎」。400年以上の歴史を重ね、今も時代と共に息づいています。本講座は「初心者」から「ベテラン」までを対象とし、「歌舞伎の魅力」を体系的に、かつ具体的な演目も取り上げ、様々な角度から講義をします。「難しいことを簡単に」という講師の方針のもと、歌舞伎には触れたことのない方、また、改めて知識を系統立てて整理したい方にはお勧めの講座です。これを機会に、「古くて新しい世界」へ踏み出してみてはいかがでしょうか。
この講座も6期目ですが、1期だけでも充分に楽しくお聴きいただけます。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 10/07 「秋の歌舞伎公演・見どころ総まくり」 歌舞伎座をはじめ、各地で公演予定の歌舞伎の演目について、みどころや興味の焦点などを解説します。
2 10/21 「黙阿弥の世界『天衣紛上野初花』(くもにまごううえののはつはな)」 歌舞伎作者の第一人者、河竹黙阿弥の代表作の一つ。「泥棒」が主人公に展開するピカレスクの世界とは…。
3 10/28 「片岡仁左衛門と坂東玉三郎」 昭和期からの名コンビ、片岡仁左衛門と坂東玉三郎。最後の光芒を放つ二人の役者を解剖します。
4 11/11 「三島由紀夫と歌舞伎」 昭和を代表する作家、三島由紀夫と歌舞伎の関係。なぜ、三島は歌舞伎を捨てる結果になったのか…。
5 11/18 「女形あれこれ」 世界で唯一の存在、「女形」。女形を巡るエピソード、芸談などをご紹介します。
6 11/25 「歌舞伎に観る『粋』と『伊達』」 江戸時代の男たちが命に代えても守りたかった『粋』と『伊達』。歌舞伎はどう描いたのでしょうか?

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講日は、12月2日(月)を予定しています。

講師紹介

中村 義裕
演劇評論家、劇作・演出家、日本文化研究家
1962年東京生まれ、早稲田大学第二文学部演劇専修卒業。主な著書に『九代目 松本幸四郎』(2014年、三月書房)、『日本の伝統文化しきたり事典』(2014年、柏書房)、『歌舞伎と日本人』(2018年、東京堂出版)、『明治・大正・昭和・平成 芸能史事典』(2019年、東京堂出版)など。ウェブサイト「演劇批評」で多彩なジャンルの演劇批評を展開。最近は日本の伝統文化に幅を広げ、新たな視点での執筆や講演多数。

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