ジャンル 芸術の世界

中野校

文楽のツボ―人形浄瑠璃を楽しもう

  • 秋講座

葛西 聖司(古典芸能解説者)

曜日 火曜日
時間 10:40~12:10
日程 全3回 ・10月08日 ~ 12月10日
(日程詳細)
10/08, 11/12, 12/10
コード 330400
定員 36名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 8,910
ビジター価格 受講料 ¥ 10,246

目標

世界に誇る日本の伝統芸能のひとつ、文楽。三人遣いの人形の精緻さ、太棹三味線の妙音、そしてなんといっても物語のすべてを支配する太夫の語り。この三業の魅力を、代表作を通じて考察します。歌舞伎や、先行芸能の能楽や古典文学などとの、様々な関わり合いも併せて探ります。

講義概要

人の情(なさけ)を伝えるといわれる浄瑠璃。床本につづられた内容は、歴史劇、家族愛、心中事件……わたしたち日本人が愛してきた、さまざまな物語の宝庫です。「忠臣蔵」「曽根崎心中」といった古典だけではなく、三谷幸喜の「其礼成心中」やシェークスピアの「テンペスト」など新作にも息づいています。まず、この講座では、その入門編として、ステージエンタテイメントの文楽の楽しみ方を解説します。そして東京で上演されるさまざまな公演の中で、作品の見どころ、聴きどころなど、すぐに役立つ「ツボ」を伝授します。東京で上演される文楽公演の鑑賞にすぐ役立つほか、素浄瑠璃公演などもご案内します。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 10/08 国立劇場主催公演を前に 12月の上演作品から紹介
2 11/12 国立劇場主催公演の案内 12月上演の作品案内
3 12/10 次回の国立劇場主催公演作品から選定 12月上演予定作品を取り上げる

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆本講座では授業内で鑑賞会のご案内をいたしますが、任意でのご参加となります(本講座の受講料には含まれておりません)。

講師紹介

葛西 聖司
古典芸能解説者
NHKアナウンサーとして多彩な番組を担当。現在はその経験を生かし、能狂言、歌舞伎、文楽など古典芸能の解説や講演、また日本伝統文化のセミナーを全国で展開。著書に『教養として学んでおきたい歌舞伎』『教養として学んでおきたい能・狂言』(マイナビ出版)、『僕らの歌舞伎』(淡交社)、『名セリフの力』(展望社)、『文楽のツボ』(NHK出版)、『ことばの切っ先』(展望社)など多数。

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