ジャンル 文学の心

中野校

タルホの怪談〜佐藤春夫から山尾悠子まで 妖怪と怪談の文学誌

  • 秋講座

東 雅夫(文芸評論家、アンソロジスト)

曜日 土曜日
時間 13:10~16:35 ※途中休息をはさみます
日程 全2回 ・11月09日 ~ 11月16日
(日程詳細)
11/09, 11/16
コード 330114
定員 24名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 11,880
ビジター価格 受講料 ¥ 13,662

目標

・特異な宇宙文学の開拓者「コメット・タルホ」の生涯とその魅力を後づける。
・恩師・佐藤春夫から三島、澁澤、そしてタルホを敬愛する山尾悠子まで、歴代のタルホ好きについて。
・代表作「一千一秒物語」に始まるタルホ文学のハイカラな魅力を、朗読を交えて体感する。

講義概要

「文豪」と呼ばれる作家たちは、「怪談」という文芸ジャンルに、異様なまでのこだわりを示す。今回の講義では、戦後の日本文学を代表する作家の一人、稲垣足穂の古今独歩の活躍ぶりと、彼が異様に執着した『稲生物怪録』や渋谷道玄坂の幽霊屋敷の怪異世界を、最新の画像を交えて紹介してみたい。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 11/09    
2 11/16    

備考

◆休講が発生した場合の補講は、11月30日(土)を予定しています。

テキスト

テキスト
稲垣足穂、東雅夫『我が見る魔もの:稲垣足穂怪異小品集』(平凡社ライブラリー)(ISBN:978-4582769715)

講師紹介

東 雅夫
文芸評論家、アンソロジスト
1958年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部日本文学科卒業。『幻想文学』『幽』編集長を歴任。2011年『遠野物語と怪談の時代』で日本推理作家協会賞を受賞。『文豪怪談傑作選』(ちくま文庫)をはじめ怪奇幻想文学のアンソロジー180余冊を編纂刊行。近年は絵本やテレビ番組の監修も手がける。

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