ジャンル 日本の歴史と文化
早稲田校
幕末史―攘夷と倒幕をめぐる政争史
大庭 邦彦(聖徳大学教授)

曜日 | 木曜日 |
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時間 | 15:05~16:35 |
日程 |
全5回
・09月26日 ~
11月28日 (日程詳細) 09/26, 10/10, 10/24, 11/14, 11/28 |
コード | 130233 |
定員 | 30名 |
単位数 | 1 |
会員価格 | 受講料 ¥ 14,850 |
ビジター価格 | 受講料 ¥ 17,077 |
目標
・幕末政局史を当時盛んに飛び交った「攘夷」と「倒幕」という語に焦点をあて、その内実を吟味することを通して幕末史のイメージを豊かにすることができる。
・当時の史料を具体的に読み込む(読み慣れる)力を身に付ける。
・幕末政治史の最新の研究成果についての理解を深めることができる。
講義概要
文久3(1863)年の八・一八政変以降、「朝敵」として追討の対象とされた長州藩が、四国連合艦隊による下関砲撃、さらには第一次長州征伐という藩存亡の危機に立たされながらも、元治内乱を機に成立する正義派(尊攘派)政権によって倒幕の姿勢を明確にしていくが、そうした長州藩と薩摩・土佐を中心とする周辺諸藩との提携関係の深化、一方、幕府による第二次長州征伐の敗北以降、慶喜政権の樹立と慶応改革の進展、大政奉還から戊辰戦争に至る幕末最末期の政治状況について、当時の国際情勢及び広く社会の動向にも目を配りつつ、検討して行きたい。講義の進捗状況によって、講義内容については前後することがあります。
各回の講義予定
回 | 日程 | 講座内容 | |
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1 | 09/26 | ||
2 | 10/10 | ||
3 | 10/24 | ||
4 | 11/14 | ||
5 | 11/28 |
講師紹介
- 大庭 邦彦
- 聖徳大学教授
- 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、聖徳大学文学部教授。幕末・維新期から明治期前半の政治史を中心に研究している。著書に『父より慶喜殿へ 水戸斉昭一橋慶喜宛書簡集』(集英社)、『徳川慶喜と幕末・明治』(日本放送出版協会)ほかがある。