ジャンル 芸術の世界
早稲田校
日本近代建築入門―丹下健三、白井 晟一、吉村 順三、谷口吉郎、吉田五十八、堀口捨巳、村野藤吾
萩原 剛(早稲田大学芸術学校教授、同大学院客員教授)

曜日 | 月曜日 |
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時間 | 15:05~16:35 |
日程 |
全5回
・11月11日 ~
12月09日 (日程詳細) 11/11, 11/18, 11/25, 12/02, 12/09 |
コード | 130476 |
定員 | 30名 |
単位数 | 1 |
会員価格 | 受講料 ¥ 14,850 |
ビジター価格 | 受講料 ¥ 17,077 |
目標
・日本の近代建築を代表する7人の巨匠建築家について概要を理解できる。
・近代建築における日本と西洋の関係や日本の建築文化の特性を理解できる。
講義概要
日本の近代建築を切り開いた7人の建築家、丹下健三、白井晟一、吉村順三、谷口吉郎、吉田五十八、堀口捨巳、村野藤吾の作品について、日本(和)と西洋(洋)あるいは伝統と革新との関係性を補助線に、その背景となる思想と手法について解説と分析を行い、日本建築文化の独自の豊かさに迫ります。
各回の講義予定
回 | 日程 | 講座内容 | |
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1 | 11/11 | 丹下健三と白井晟一―伝統と革新 | 有名な「縄文と弥生」の建築論争に代表される2人の建築家について、「伝統と革新」の視点で作品の思想と手法を概説する。 |
2 | 11/18 | 吉村順三―身体論的合理 | 東京藝大出身の建築家として独自の道を歩んだ建築家。フランク・ロイド・ライトの影響を交えて、住宅作品を中心に思想と手法を概説する。 |
3 | 11/25 | 谷口吉郎―新古典主義と和 | 西欧近代建築の基点である新古典主義に影響を受け、日本の伝統を再構成しようとした谷口作品の思想と手法を概説する。 |
4 | 12/02 | 吉田五十八と堀口捨巳ー数寄屋の展開 | 日本独自の思想である数寄屋を西洋との対峙のなかで再構築した2人の作品と手法を概説する。 |
5 | 12/09 | 村野藤吾―豊饒なる意匠 | 早稲田大学出身の巨匠である村野。その世界でも唯一無二な豊饒なる意匠について、その思想と手法を概説する。 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆休講が発生した場合の補講日は12月16日(月)を予定しています。
◆本講座は2023年度秋に開講した同名講座に、新たな項目を追加し再編成したものです。
講師紹介
- 萩原 剛
- 早稲田大学芸術学校教授、同大学院客員教授
- 早稲田大学芸術学校教授、同大学院創造理工学研究科客員教授、萩原剛建築設計事務所共同主宰、早稲田大学大学院池原義郎研究室修士課程修了後、竹中工務店設計部部長、早稲田大学・日本女子大学・東京工業大学・東京藝術大学・九州大学等非常勤講師歴任。一級建築士。
主な作品/受賞
「草津トリヴィラ」(東京建築賞)、「ホテルオーク静岡」(中部建築賞)、「足立学園中・高等学校」(日本建築士連合会賞)、「東京サンケイビル」(日本建築学会作品選奨/BCS賞)、「苗栗客家文化園区」(台湾建築奨)、伊豆の家、軽井沢の家、真鶴の家等住宅作品。「Capital Plaza TAIPEI国際コンペ」最優秀賞、「台湾客家文化センター国際コンペ」最優秀賞。