ジャンル 世界を知る

早稲田校

神話と中世ヨーロッパ 北欧・ゲルマン神話と中世

  • 秋講座

石井 道子(早稲田大学教授、早稲田大学総合研究機構オペラ/音楽劇研究所長)

曜日 金曜日
時間 13:10~14:40
日程 全8回 ・10月04日 ~ 11月29日
(日程詳細)
10/04, 10/11, 10/18, 10/25, 11/08, 11/15, 11/22, 11/29
コード 130331
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 23,760
ビジター価格 受講料 ¥ 27,324

目標

・北欧・ゲルマン神話に触れ、楽しむ
・異文化の伝統を理解する
・北欧・ゲルマン神話の中世ヨーロッパへの影響を理解する

講義概要

ヨーロッパの神話は様々ありますが「北欧・ゲルマン神話」もその一つです。2世紀以降の伝承が12世紀に書き記されて、現代に伝わっています。キリスト教以前の倫理感に基づいていますし、現代ヨーロッパ文化への直接の影響が見えづらいため、はるか遠くの国の大昔の物語のように感じられ、なじみが薄いものです。本講座では有名なエピソードを紹介します。全体像を掴み、荒々しくも魅力的な神々の世界に浸ってみましょう。その理解を元に、ドイツ中世英雄物語への継承と影響についても考察していきます。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 10/04 北欧・ゲルマン神話の概要:主な神々と創世神話  
2 10/11 世界観と主神オーディン  
3 10/18 ロキの引き起こした事件の数々  
4 10/25 巨人をめぐるエピソード  
5 11/08 オーディンの息子バルドルの死  
6 11/15 ロキの最期  
7 11/22 ドイツ中世英雄物語「ニーベルンゲンの歌」とゲルマン神話  
8 11/29 「ニーベルンゲンの歌」の嫁取り物語  

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講日は12月6日(土)を予定しています。

講師紹介

石井 道子
早稲田大学教授、早稲田大学総合研究機構オペラ/音楽劇研究所長
東京大学大学院修士課程修了後、早稲田大学文学部助手を経て理工学部勤務、2004年より教授。専門分野はドイツ語学文学。ドイツ語教育と、神話や伝説を中心とした講義に携わっている。著作に『ミンネザング―中世恋愛抒情詩撰修』(共著)、「ドラゴン伝説」「グレゴリウス伝説」「メルジーネ伝説」等を扱った論文がある。
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