ジャンル 世界を知る
早稲田校
オリエントの考古学 ワイン小話
小泉 龍人(早稲田大学講師、メソポタミア考古学教育研究所代表)
曜日 | 金曜日 |
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時間 | 15:05~16:35 |
日程 |
全10回
・09月27日 ~
12月13日 (日程詳細) 09/27, 10/04, 10/11, 10/18, 10/25, 11/08, 11/15, 11/22, 12/06, 12/13 |
コード | 130315 |
定員 | 30名 |
単位数 | 2 |
会員価格 | 受講料 ¥ 29,700 |
ビジター価格 | 受講料 ¥ 34,155 |
目標
・西アジアの古代ワインについて基礎知識を身につけます。
・メソポタミアにおけるワインの消費について学びます。
・オリエント周辺のワイン文化について知見を広げます。
講義概要
まず、約8千年前に西アジアで生まれた最古のワインについて概説します。つぎに、身近なワインが交易商品として価値が高まり、都市でワインが御神酒として消費されていった様子や、ワインの高級化について解説します。そして、国際化時代に沈没船に積まれていたワイン壺や、リュトンなどの酒器について紹介します。さらに、エジプト、ギリシア、ローマへ拡散したワイン文化や、西アジアにおける宗教と酒の関係についても掘り下げていきます。
各回の講義予定
回 | 日程 | 講座内容 | |
---|---|---|---|
1 | 09/27 | 村で生まれたワイン | |
2 | 10/04 | 古代のワインづくり | |
3 | 10/11 | 都市化と御神酒 | |
4 | 10/18 | 国家安寧と「甘い水」 | |
5 | 10/25 | 国際化時代の酒器 | |
6 | 11/08 | 死者の復活とワイン | |
7 | 11/15 | ディオニュソスと水割り | |
8 | 11/22 | フェニキア人とアンフォラ | |
9 | 12/06 | 酒と社会 | |
10 | 12/13 | ワイン小話 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆2016年度秋学期の同名講座とおおむね同じ内容です。
◆初めて受講される方でも大丈夫です。
講師紹介
- 小泉 龍人
- 早稲田大学講師、メソポタミア考古学教育研究所代表
- 1964年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科後期博士課程単位取得満期退学。博士(文学、早稲田大学)。専門分野は、メソポタミア考古学、比較都市論、古代ワイン。主な著書に『都市の起源』(講談社)、訳書に『考古学のあゆみ』(朝倉書店)他。国立科学博物館の特別展「ワイン展」に携わる。