ジャンル 世界を知る

早稲田校

【対面+オンラインのハイブリッド】中世ヨーロッパの歴史 教会と社会

  • 秋講座

鈴木 喜晴(早稲田大学講師)

曜日 水曜日
時間 10:40~12:10
日程 全10回 ・09月25日 ~ 11月27日
(日程詳細)
09/25, 10/02, 10/09, 10/16, 10/23, 10/30, 11/06, 11/13, 11/20, 11/27
コード 130307
定員 41名
単位数 2
会員価格 受講料 ¥ 29,700
ビジター価格 受講料 ¥ 34,155

目標

・西ヨーロッパ中世の社会構造を理解する。
・教会と世俗諸権力とのかかわりについて考える。
・中世後期の宗教文化について知見を広げる。

講義概要

本講座は2024年度春学期の内容から継続のかたちになっていますが、初めて参加される方でもわかりやすい授業を心がけています。
春学期では13世紀の大学とスコラ学、アリストテレス思想の受容という出来事が、教皇庁を中心としたキリスト教社会再編という動きとどのように関連していたのか、また教皇と皇帝の争いの中で次第に磨き上げられて言った中世政治思想というべき思考の在り方が、どのように新しい教会や社会についての見方を生み出していったのかについて素描しました。今期はこの問題をさらに進めて、13世紀後半から14世紀前半にかけて、具体的にどのような知的営為がなされたのかについて解説していきます。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 09/25 ガイダンス:前学期の復習と中世学識者についての基礎知識  
2 10/02 変容していく普遍教会  
3 10/09 王国共同体の発展・拡大と中世政治思想  
4 10/16 イタリアの都市社会と政治意識の変化(1)  
5 10/23 イタリアの都市社会と政治意識の変化(2)  
6 10/30 アナーニ事件、以前と以後(1)  
7 11/06 アナーニ事件、以前と以後(2)  
8 11/13 教会と帝国へのまなざし(1)  
9 11/20 教会と帝国へのまなざし(2)  
10 11/27 小括:アヴィニヨン教皇時代と新しい権力論の出現  

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆本講座は対面でもオンラインでも受講できるハイブリッド形式の講座です。対面・オンラインのご都合のよい形式でご受講いただけます。
◆講師は早稲田校の教室で講義し、その講義がオンラインで同時配信されます。
◆オンラインは、Zoomのウェビナー形式を使用しています。
◆対面で受講するときは、「受講証兼教室案内」に記載された教室へお越しください。「受講証兼教室案内」は開講が確定してから送付されます。
◆オンラインで受講するときは、マイページからご受講ください。
◆オンラインでの受講を予定している方は、お申し込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)

講師紹介

鈴木 喜晴
早稲田大学講師
1973年横浜生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。現在、早稲田大学本庄高等学院講師(世界史)、早稲田大学講師(西欧中世史)。
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