ジャンル 芸術の世界

早稲田校

昭和お笑い芸能史 「コント」とは何か

  • 夏講座

西条 昇(江戸川大学教授)

曜日 土曜日
時間 10:40~12:10
日程 全5回 ・07月06日 ~ 09月07日
(日程詳細)
07/06, 07/20, 07/27, 08/31, 09/07
コード 120484
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 14,850
ビジター価格 受講料 ¥ 17,077

目標

・喜劇や演芸など日本のお笑い芸能文化に対する理解を深める。

講義概要

関西で成立した「漫才」に対して「コント」は主に関東で発展し、これまで日本中の人々を笑わせてきました。
「室町期のコント」といえる狂言との共通点、欧米からの影響、漫才との違い、戦後のストリップ劇場の幕間に伝えられてきた「浅草三大コント」とは何か。
脱線トリオ、てんぷくトリオ、ザ・ドリフターズ、コント55号、コントレオナルド、とんねるず、ウッチャンナンチャンら、コント・グループの系譜と笑いの変遷、「シャボン玉ホリデー」「ゲバゲバ90分」「8時だョ!全員集合」「オレたちひょうきん族」など名コント番組の魅力を考察していきます。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 07/06 笑芸としての「コント」の誕生 ルーツとしての狂言、欧米からの影響、漫才との違い、日本でコントが成立するまで
2 07/20 ストリップ劇場から生まれたコントグループの系譜 浅草三大コントとコント55号を中心に
3 07/27 ドリフターズと志村けんのコントが幅広い世代を笑わせる理由 何故、ドリフや志村のコントは世代や国籍を超えて支持されるのか
4 08/31 コント番組の系譜 「おとなの漫画」「シャボン玉ホリデー」「ゲバゲバ90分」「全員集合」「オレたちひょうきん族」などの名コント番組について
5 09/07 「お笑い第三世代」以降のコントとは 現代の若手に多大な影響を与えたとんねるず、ウッチャンナンチャン、ダウンタウンらのコントについて

講師紹介

西条 昇
江戸川大学教授
1964年、東京生まれ。幼少期から喜劇の舞台を観て育つ。16歳でジャニーズのオーディションに合格するもダンスレッスンについていけず断念。落語家として前座修業、俳優として寅さんシリーズ出演を経て放送作家となり、立川談志、志村けん、加藤茶、ビートたけし、タモリらの番組の構成を担当し、植木等コンサート演出も手掛ける。
現在は江戸川大学教授、お笑い評論家として新聞・雑誌への執筆やTV出演も多数。主な著書に『ニッポンの爆笑王100』『ジャニーズお笑い進化論』『東京コメディアンの逆襲』など。
浅草芸能史、喜劇史、ストリップ史に関するパンフ、チラシ、ポスターなどの資料も多数コレクションしている。
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