ジャンル くらしと健康
早稲田校
相続対策は、遺族への思いやり 古い知識と思い込みは危険、相続と贈与の改正、失敗例から学ぶ
内田 厚子(社会保障教育研究所代表)
曜日 | 土曜日 |
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時間 | 13:10~16:35 ※途中休憩をはさみます。 |
日程 |
全2回
・08月24日 ~
08月31日 (日程詳細) 08/24, 08/31 |
コード | 120604 |
定員 | 41名 |
単位数 | 1 |
会員価格 | 受講料 ¥ 11,880 |
ビジター価格 | 受講料 ¥ 13,662 |
目標
・相続人と相続財産を把握し、争いの芽をつんでおく。
・最新の法律の知識を持って、有効な遺言を作成・保管する。
・相続税・贈与税改正に合わせて、節税方法を変更する。
・相続人の人生を狂わせない相続・贈与を考える。
講義概要
相続は唯一、自分ではやり直しができない。人生最後に争いの種を残さないことが「遺された人への最後の思いやり」です。相続問題は資産家だけでなく、少ない資産での争いが多く起き人間関係を壊しています。遺言が法律に沿っていれば裁判沙汰にならず、「争族」を未然防止できます。先延ばしせず、判断力のある今がその時です。配偶者の居住権など相続法改正、相続で得た不要な「負動産」を国に帰属する方法、身近な自治体で戸籍謄本取得可能など、最新情報満載。節税に走る前に、受贈者の人生を狂わせない贈与、自身の充実した老後資金の確保も大切です。相続と贈与の一体化課税で、節税方法も変わります。
各回の講義予定
回 | 日程 | 講座内容 | |
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1 | 08/24 | 争族を防ぐ相続法、有効な遺言と保管の知識 | 【前半】相続人の範囲と順位、戸籍手続きの改正、代襲相続になるケース、遺留分と侵害額請求権、負債が不明な場合の相続、相続放棄、遺産の分割方法、相続人がいない場合、トラブル事例 【後半】遺言の種類と特徴、遺言が必要な場合、遺言でできること、相続してほしい心とモノ、遺言信託、認知症に備えて家族信託、不動産登記の義務化、相続土地の国庫帰属、葬儀からの手続き一覧、おくやみコーナー |
2 | 08/31 | 相続税と贈与税の基礎知識と税改正 | 【前半】相続税 相続税をかける理由、歴史、相続財産の種類と評価方法、相続税がかからないもの、控除の種類と相続税の計算方法、申告と納税、相続税の現状、相続税対策、 【後半】贈与税 贈与税の対象と納税、贈与税の非課税の種類、暦年贈与の改正、相続時精算課税制度の改正、高層マンションの相続税評価の見直し、管理不全空き家の増税、相続した不動産の売却特例 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆休講が発生した場合の補講日は、9月7日(土)を予定しています。
◆2023年冬学期の「相続と贈与の大改正」に一部新たな知見を加えて再構成しています。
講師紹介
- 内田 厚子
- 社会保障教育研究所代表
- 資格は、社会福祉士・ファイナンシャルプランニング技能士。現職は、自治体の社会教育講師・金融広報アドバイザー(東京都金融広報委員会)。テーマは人生100年時代のライフプランと社会保障、相続と贈与。元東京医科歯科大学等非常勤講師「社会保障」担当。