ジャンル 芸術の世界

早稲田校

徹底解説  エリア別ミュージアムの魅力―歴史、コレクション、尽きない愉しみ 丸の内、目黒、恵比寿、青山エリアを訪ねて

  • 春講座

河原 啓子(青山学院大学・立教大学兼任講師、アートジャーナリスト、アートドキュメンタリー作家)

曜日 土曜日
時間 13:10~16:35 ※途中休憩をはさみます。
日程 全2回 ・06月01日 ~ 06月08日
(日程詳細)
06/01, 06/08
コード 110482
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 11,880
ビジター価格 受講料 ¥ 13,662

目標

・身近なミュージアムの魅力を知る。
・ミュージアムと展示作品についての新たな見地を獲得し、理解を深める。

講義概要

ミュージアムの魅力をエリア別に紹介します。今回は、丸の内、目黒、恵比寿、青山です。歴史をふり返りコレクションを鑑賞することによって、それぞれのミュージアムの魅力に迫ります。見過ごしがちなユニークなコレクションも取り上げながら、主要作品を読み解きます。展覧会、イベント、施設、周辺環境にも目を向けてエリアごとのミュージアムの位置づけを巨視的な観点からも考えます。これまでミュージアムに親しんでこなかった方から愛好者まで、幅広い方々を対象に、専門知識もわかりやすく解説します。ミュージアムの興味深い見方にも気づくことでしょう。限りなく私たちを成長させてくれるミュージアムと、その展示作品に親しみます。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 06/01 丸の内エリア:アーティゾーン美術館 静嘉堂美術館 目黒エリア:日本民藝館 東京都庭園美術館 丸の内と目黒エリアの代表的なミュージアムの歴史とコレクションを紹介します。〇アーティゾーン美術館=株式会社ブリヂストンの創業者・石橋正二郎が開設した美術館とコレクション。〇静嘉堂美術館=三菱財閥、岩﨑彌之助と小彌太の文庫の展示を端緒に。〇日本民藝館=「美の生活化」、柳宗悦の民藝思想を伝える。〇東京都庭園美術館=皇族朝香宮家の邸宅美術館。展示、庭園、建築の魅力。
2 06/08  恵比寿エリア:山種美術館 東京都写真美術館 青山エリア:太田記念美術館 根津美術館 恵比寿と青山エリアの代表的なミュージアムの歴史とコレクションを紹介します。〇山種美術館=山種証券(現SMBC日興証券)創業者・山崎種二コレクションによる日本画専門美術館。〇東京都写真美術館=日本初、写真と映像の総合美術館。〇太田記念美術館=五代太田清藏(東邦生命保険相互会社社長)による先駆的な浮世絵美術館。〇根津美術館=東武グループ初代根津嘉一郎による日本・東洋の古美術品コレクション。日本庭園と茶室を有する都会のオアシス。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講日は6月15日を予定しています。
◆2023年度春期に八丁堀校で開講した同名講座がありますが、内容は新しいものになっております。

講師紹介

河原 啓子
青山学院大学・立教大学兼任講師、アートジャーナリスト、アートドキュメンタリー作家
博士(芸術学)。日本文藝家協会正会員。元The Garden City Times・新美術新聞記者。第2期NHKアーカイブス学術利用トライアル研究員。著書に『長寿と画家 巨匠たちが晩年に描いたものとは?』(フィルムアート社)、『「空想美術館」を超えて』(美術年鑑社)ほか。共著、論文多数。専門は、芸術社会学、博物館学、コミュニケーション論。第3期東京都生涯学習審議会委員、第13期東京都福祉のまちづくり推進協議会委員、第8期練馬区環境審議会委員ほか行政委員。芸術活動をする人のための社会人教育や審査にも携わる。
  • 外国語 コースレベル選択の目安
  • 広報誌「早稲田の杜」
  • オープンカレッジ友の店