ジャンル 世界を知る

早稲田校

皇帝たちの中国史―元の世祖フビライから清の高宗乾隆帝まで

  • 春講座

宮脇 淳子(歴史学者、公益財団法人東洋文庫研究員)

曜日 金曜日
時間 13:10~14:40
日程 全10回 ・04月05日 ~ 06月14日
(日程詳細)
04/05, 04/12, 04/19, 04/26, 05/10, 05/17, 05/24, 05/31, 06/07, 06/14
コード 110389
定員 40名
単位数 2
会員価格 受講料 ¥ 29,700
ビジター価格 受講料 ¥ 34,155

目標

・現代に続く中国文明の本質を有名な皇帝に焦点を当てて明らかにする
・「正史」が語らない本当の中国史を、さまざまな角度から理解する
・中国の領域と漢人の中身が時代ごとに変わったことを理解する

講義概要

20世紀まで「中国」という国家はありませんでした。しかし、紀元前から漢字を利用する黄河文明が存在し、漢字を使いこなした人々が東アジアの盟主となりました。「中国」の歴史は、シナ(チャイナ)の語源となった「秦」の始皇帝が天下を統一したときから、まず皇帝ありきの歴史です。皇帝がいなくなった現在でも、その体質は受け継がれています。本講座では、講師の著書『皇帝たちの中国史』(徳間書店)の後半部分を利用して、モンゴル帝国から、これを継承した大清帝国までの歴史を語ります。最初の2回は、初めての受講生のために前半部分の振り返りをします。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 04/05 シナ文明の本質は都市・漢字・皇帝  
2 04/12 北の異民族が新しい漢人になる  
3 04/19 チンギス・ハーンは中国皇帝ではない  
4 04/26 元の世祖フビライ・ハーン  
5 05/10 宗教秘密結社出身の明の太祖洪武帝  
6 05/17 永楽帝は元の版図を復活しようと北京に遷都  
7 05/24 狩猟民から王朝を起こした清の太祖ヌルハチ  
8 05/31 清の康熙帝とジューンガルのガルダン  
9 06/07 雍正帝は父康熙帝の後始末をした働き者  
10 06/14 清の乾隆帝がシナ最大の版図を築く  

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆3/9(土) 13:30より本講座の無料体験会を早稲田校で実施します。
◆体験会お申し込みはこちらから。
https://www.wuext.waseda.jp/course/detail/63032/

講師紹介

宮脇 淳子
歴史学者、公益財団法人東洋文庫研究員
1952年和歌山県生まれ。京都大学文学部卒、大阪大学大学院博士課程単位取得満期退学。博士(学術)。専攻は東洋史。東京外国語大学・常磐大学・国士舘大学・東京大学等の非常勤講師を歴任。著書に『皇帝たちの中国史』『真実の中国史』『中国・韓国の正体』『どの教科書にも書かれていない日本人のための世界史』『満洲国から見た近現代史の真実』『朝鮮半島をめぐる歴史歪曲の舞台裏』『モンゴルの歴史』『世界史のなかの蒙古襲来』『ロシアとは何か』ほか多数。

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