ジャンル 日本の歴史と文化
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忍び研究の現在2023-2024 忍者研究の最前線
山田 雄司(三重大学教授、三重大学国際忍者研究センター副センター長)
曜日 | 木曜日 |
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時間 | 15:30~17:00 |
日程 |
全4回
・01月11日 ~
02月01日 (日程詳細) 01/11, 01/18, 01/25, 02/01 |
コード | 740233 |
定員 | 30名 |
単位数 | 1 |
会員価格 | 受講料 ¥ 11,880 |
ビジター価格 | 受講料 ¥ 13,662 |
目標
・日本史上、忍者が果たした役割を理解する。
・日本文化に対する理解を深める。
講義概要
2023-2024年にかけて発見された忍者・忍術関係の新事実についてとりあげて解説します。忍者研究は日進月歩で、新たな事実が次々と発見されています。戦いのあった戦国時代には城に侵入して火を放ったり乗っ取ったり、戦ったりすることもありました。それが平和な世の中になると、城下町に暮らして治安の維持に携わり、藩主の護衛のほか、不審な動きがないか目を光らせていました。忍者が残したものは少ないとされますが、忍術について書かれた忍術書も少なからず残っています。講義では、忍者・忍術について、最新の研究成果を紹介します。
各回の講義予定
回 | 日程 | 講座内容 | |
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1 | 01/11 | 忍術書『万川集海』研究 | 忍術書のなかで中核を占める『万川集海』の成立過程について、真田宝物館で発見された『万川集海』の写本や、『軍法間林清陽』から探っていきます。 |
2 | 01/18 | 城攻めと忍者 | 戦国期の忍者の特徴は、夜に城に火をかけたりして、城を乗っ取ることにありました。その具体的あり方について、城から発見された遺物などから考察します。 |
3 | 01/25 | 新発見の忍術書 | 三大忍術書とされる『万川集海』『正忍記』『忍秘伝』以外にも忍術書はさまざまあり、新たに発見されるものも少なくありません。その中から興味深い内容の忍術書を紹介します。 |
4 | 02/01 | 世界のNINJAへ | なぜ世界でNINJAが世界に広まったのか。その原点はブルース・リーにあると言えます。2023年はブルース・リー没後50年でしたが、ブルース・リーと忍者との関係について考察していきます。 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆休講が発生した場合の補講は2月8日(木)を予定しています。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30 までに公開します。インターネット上で 1 週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
講師紹介
- 山田 雄司
- 三重大学教授、三重大学国際忍者研究センター副センター長
- 1999年三重大学講師。助教授、准教授を経て、2011年より教授。2017年に三重大学国際忍者研究センターを立ち上げ、副センター長を兼任。国際忍者学会運営委員。怨霊、怪異を中心とした日本中世信仰史研究、および忍者・忍術研究に携わり、国内外の忍者関係資料調査を行っている。代表作として、『崇徳院怨霊の研究』(思文閣出版、2001年)、『怨霊とは何か-菅原道真・平将門・崇徳院-』(中央公論新社、2014年)、『忍者の歴史』(KADOKAWA、2019年)、『忍者の精神』(KADOKAWA、2019年)、『忍者はすごかった-忍術書81の謎を解く-』(幻冬舎、2017年)などがある。