ジャンル くらしと健康

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くらしに役立つ雲の読み解き方―秋冬編

  • 秋講座

佐々木 恭子(気象予報士)

曜日 木曜日
時間 10:30~12:00
日程 全3回 ・09月28日 ~ 10月12日
(日程詳細)
09/28, 10/05, 10/12
コード 730661
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 8,910
ビジター価格 受講料 ¥ 10,246

目標

・見た目にも美しく、不思議な、空や雲の魅力に触れる
・秋から冬にかけての日本付近の天気の特徴(台風、秋雨前線、降雪など)を学び、備えを考える
・気象や天気を楽しみながら、同時に防災している術を身に付ける

講義概要

明日は洗濯できるかな、何を着て行こうかな…など、生活において天気予報は欠かせません。一方で、天気について実はあまり知らずに、損をしていることがあるかも知れません。まずは空や雲の魅力に触れ、日々素敵な空に出会えるように、天気や気象の基本的な仕組みを学びましょう。特に、今回は秋から冬にかけて私たちの生活に大きな影響を与える台風や秋雨前線、降雪現象について学び、それに対する備えについて考えます。気象情報を上手に使って、空を楽しみながらもいつの間にか気象災害にも備えられる、ちょっと得するお天気との付き合い方を学びましょう。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 09/28 お天気の基本と台風の正体 雲はどうしてできるのか、どうして雨や雪が降るのか、まずは天気の基本についてお話し。また、秋は台風シーズンとも言われます。台風とは一体何者なのか、なぜ台風は日本にやってくるのか、台風の危険はどのようなところにあるのかなど、台風の正体について学びます。
2 10/05 秋から冬に見られる美しい空や雲 天気がコロコロ変わる、だけの空ではありません。空には、見た目の美しさや不思議さなどさまざまな魅力があります。特に、秋から冬に見られやすいものを中心に、そのしくみと見方のコツなどお話しします。じつは、これが防災につながるのです。
3 10/12 日本海側の雪、太平洋側の雪 冬は高い空から、そして北から日本付近にやってきます。一口に「雪」と言っても、日本海側で降る雪と太平洋側で降る雪とではさまざまな点で異なります。その理由は、降らせる雲が違うことにあります。大雪や吹雪による車の立ち往生や集落の孤立など、毎年のように雪の災害も起こっています。雪の降るしくみと、備えについて考えましょう。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講日は、10月19日(木)を予定しております。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
◆本講座は、2022年度秋学期オンラインで開講した同講師の「くらしに役立つ雲の読み解き方」をベースにした講座です。今回は秋から冬にかけての天気をお話します。

講師紹介

佐々木 恭子
気象予報士
気象予報士。合同会社『てんコロ.』代表。早稲田大学第一文学部卒業後、テレビ番組制作会社入社。バラエティー番組のディレクターを経て、2007年に気象予報士の資格を取得し、民間気象会社で自治体防災向けや高速道路・国道向けの予報業務などを担当。現在は予報業務に加えて、気象予報士資格取得スクールや気象予報士向けスキルアップ講座などを主催・講師を務める。著書に『天気でわかる四季のくらし』(新日本出版社)、『世界気象カレンダー』(日本プロセス秀英堂)など、編集協力に『すごすぎる天気の図鑑』シリーズ(荒木健太郎/KADOKAWA)、監修に『NHK学ぼうBOSAI 命を守る防災の知恵 噴火・台風・竜巻・落雷 どう備えるか』(金の星社)など。
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